ウォーターフロント高級住宅の価格上昇率、3位までをオーストラリアが独占
” オーストラリア・シドニーの今年のウオーターフロント高級住宅の価格上昇率が89.3%と、世界1位となったことが、高級不動産の多い世界12都市を比較した英系不動産サービス大手ナイトフランクの調査で分かった。
2位はゴールドコースト、3位はパースと、国内都市がトップ3位を占めた。19日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。
同調査によると、ゴールドコーストのウオーターフロントの高級住宅価値の上昇率は64.1%、パースは53.2%。
ナイトフランクの国内住宅部門を率いるハーディング氏は、「住宅市場が下降基調に入っても、ウオーターフロント住宅の需要は高いままで、価値が下がらないことは投資家の信頼感につながる」と述べた。
シドニーでは今年、ハーバー沿いで最大規模のポイントパイパーの住宅が1億豪ドル(約81億円)で、開発が進むバランガルーの高層ビルの物件が6,000万豪ドルで売却されている。
また、眺望を遮られないビーチ沿いの住宅に高額を注ぎ込む購入者も多いようだ。特にゴールドコースト空港近くのビリンガでは、ビーチに面した住宅価格は300万~500万豪ドルなのに対し、一つ道を挟んで内陸側の住宅は100万豪ドル未満だという。
同調査ではドバイ(50.7%)が4位、パリ(48%)が5位と続き、シンガポール(7.7%)が最下位だった。”(出典:NNA ASIA via Yahoo!ニュース)
一般向け?はひと段落の状況かと捉えていましたが、
高級物件が並み居る各都市を抑えて3位までを独占といった状況、評価はそれぞれと思いますが、相場をけん引してしまう役割を誘導し兼ねないか・・ 気になるところではあります。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2019年1月5日分の掲載記事です。
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