訃報 ピーター・マクナマラ
” 男子プロテニス協会のATPは22日に公式サイトで、四大大会のダブルスを3度制した経験を持つP・マクナマラ(オーストラリア)が前立腺がんにより死去したと伝えた。
マクナマラは1980年代前半にP・マクナミー(オーストラリア)とのペアで活躍し、シングルスでもトップ10入りしたオーストラリア出身のプロテニス選手。
近年は闘病を続けていたが、ドイツ南部のゾントホーフェンで先週の土曜日に亡くなった。64歳だった。
どんなサーフェスでも安定してクリーンにボールを打つテニスと、愛される人柄やユーモアのセンスに溢れたマクナマラは、
40年以上にわたり尊敬されたプロテニス選手。また影響力のあるコーチであり、テニス界の巨匠だった。
四大大会のシングルス最高成績は、1980・1982年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ベスト4進出だった。
また1981年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)と1982年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で8強入りしていた。
マクナマラの1番の成功は、マクナミーと共に達成した。1979年の全豪オープン男子ダブルスの優勝に加え、ウィンブルドンでは1980・1982年の男子ダブルスを制し、
4年間で14度のタイトルを獲得。彼らは、「ウッディーズ」として世界トップのダブルス・ペアとなったT・ウッドブリッジ(オーストラリア)とM・ウッドフォード(オーストラリア)の2人に大きな影響を与えた。”(出典:gooニュース)
「スポーツ大国」と称されるオーストラリアでも、テニスに対する人気は格別と捉えていますが、
築いたキャリアに、オーストラリア人らしさ伝わるキャラクターに、享年まだ64であった点など、もろもろ惜しまれます。