芥川賞作家 又吉直樹さんの初の長編小説『人間』が、
発売日を迎えた日、刊行記念サイン会に参加。
瞬殺となった先着50名に入れたは良いが、よくよく開催概要を目を通してみると・・
「これ、平日の午前中かぁ」と ^〜^;A
充満してくる期待感
会場の三省堂書店神保町本店に開店時間(10:00)直前に到着すれば、店内の方が自動ドアを手動で開け、受付に手招きされ、
一面に広がるかの店内のディスプレーから感じる本作への期待感の表れ。
受付を済ませ、指定された6Fから更に階段を上がり、7Fへ移動。
思いのほか小さな部屋で、多数の取材陣とともに指定時刻(10:30)待ち。
準備が整ったことのことで、定刻より早めにスタート。数えてみたところでは、3分の2が女性でしたが、
又吉直樹さんがサインを書かれている間、声掛けされている方が目立ち、
15分くらい経ち、自分の順番が回ってきてから頭の中で想定していた、
「『劇場』の切なさが印象に残っていて、今回も楽しみです。」
と声掛けさせて頂けば、
「有難うございます。嬉しいです。」と返答頂き、
着想から書き上げまでの制作期間について問えば・・
「1年くらいですね」と。
「空いている時間に書くんですか?籠って書くんですか?」との質問には
「書いていない時もあったんですけど、1年くらいで書き上げた感じですね」と。相づちのタイミングから、空き時間を活用された様子。
『人間』への助走
30秒に満たないやり取りであったと思いますが、読み始めに至る助走期間を小走りしたような感じとなり、
前の方とのやり取りでは「人間って言葉好きで、Tシャツも作った」というような会話も聞こえてきて
タイトルから想起されること白紙、一体、どのようなストーリーが展開されているのか、
皆目見当のついていない状態ですが、内容への興味を大いに掻き立てられてきました ^^