先週、中間記⬇︎をアップロードした
安宅和人さんの『イシューからはじめよ』を読了。
イシュー、そして展開〜結び
本書の要諦となるイシューを見極めた後の
仮説ドリブン ①(イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる)
↓
仮説ドリブン ②(ストーリーを絵コンテにする)
↓
アウトプットドリブン(実際の分析を進める)
↓
メッセージドリブン(「伝えるもの」をまとめる)
は、順を追って各章(第2章〜第5章)で説明されています。
研ぎ澄まされ、生み出す「結果」
消化するには、本文にある通り、
” 「僕は今、自分にできる限りの深いレベルまで、知的生産におけるシンプルな本質を伝えた。あとは、あなたが自分で経験する以外の方法はないはずだ」と。”(位置 No.2107)
ということで、理解の及んだ部分から実践を通じてということになるでしょうが、
終章(第5章)となる「メッセージドリブン」内で言及された
“「イシューからはじめる」世界では ・・中略・・ 「本当にこれは面白い」「本当にこれは大切だ」というイシューだけがあればよい。”(位置 No.1848)
に、
” 優れたプレゼンテーションとは ・・中略・・ 「ひとつのテーマから次々とガギになるサブイシューが広がり、流れを見失うことなく思考が広がっていく」ものだ。 ・・中略・・ 最終的なメッセージを明確な論理の流れのなかで示していくことが理想だ。”(位置 No.1883)
或いは
” 優れたチャートが満たすべき条件というのは以下の3つに収斂すると考えている。
1. イシューにそったメッセージがある
2. (サポート部分の)タテとヨコの広がりに意味がある
3. サポートがメッセージを支えている “(位置 No.1933)
といったポイントは、スコンと腹落ちさせられました。
全体的な捉えには及ばなかったもののものの本質を見極め、アウトプットを行っている作業の一連の流れで、学びになる点、多々感じさせられた読書となりました。