失業率 − 2020年7月
” 豪連邦統計局が13日発表した7月の雇用統計は、失業率が7.5%と、約22年ぶりの水準に上昇した。
南東部ビクトリア州での新型コロナウイルス感染再拡大を受け、今後さらに悪化する可能性もある。 就業者数は前月比11万4,700人増加。
6月の21万0,800人増に続いてプラスとなったが、求職者の急増には追い付いていない。
労働参加率は0.6ポイント上昇して64.7%となった。 この結果、失業率は6月の7.4%から上昇。
1998年11月以来の高水準となった。 就業者は市場予想の4万人増を上回った。多くの分野で経済活動が再開したことが背景。
内訳はパートタイム就業者が7万1,200人増、フルタイム就業者が4万3,500人増。
就業者は、ロックダウン(都市封鎖)が導入された3月の水準を依然として50万人以上下回っている。
キャピタル・エコノミクスのアナリスト、ベン・ユディ氏は「7月の雇用増加は、今後数カ月で反転する可能性が高い。
ビクトリア州で厳格なロックダウンが導入されており、労働市場の重しとなっている」と指摘。
今後数カ月で失業率が8.5%に悪化するとの見通しを示した。
同氏は「企業・消費者マインドが冷え込んでおり、他の州でも景気回復の勢いが鈍化している」と述べた。”(出典:REUTERS vi a Yahoo! JAPAN)
当面の数値悪化は予測されていたものの、元に戻すべく前提が制御出来ていないので、長期化を防ぐべく、まず感染拡大防止と。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年8月14日分の掲載記事です。
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