新型コロナウイルスが追い風、amazonの利用者増加
” オーストラリアのオンライン販売の利用者のうち、米インターネット通販大手アマゾン・コムのオーストラリアサイトの利用者が過去1年間で全体の30%から47%に上昇したことが、Patternの調査で分かった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)が追い風になった形。オーストラリアンが伝えた。
同調査によれば、過去1年間でアマゾン・オーストラリアを利用した買い物客のうち約30%が、新型コロナによるロックダウンがオンライン販売を利用した理由の一つと回答している。
アマゾンは2017年12月にオーストラリア事業を開始。宅配事業を始めた当初は提供される商品がまばらで、オーストラリアの小売業者の価格に合わせるのに苦慮。
買い物客に商品をすばやく発送するためのサプライチェーン(調達・供給網)や倉庫も備えていなかった。
だが状況は次第に変化。アマゾンの急成長は地場の小売り大手のウールワースやコールズなどに影響を与え、これらの競合がより効率的な宅配サービスを導入する契機にもなった。
Patternによれば、19年の時点ではアマゾンのオーストラリアのウェブサイトよりも米アマゾンのサイトを利用する割合が多かったが、現在ではこれが逆転。
米国のサイトを利用している割合は19年の35%から13%に低下している。
ウェブトラフィック分析のシミラーウェブ(SimilarWeb)によれば、アマゾンのオーストラリアサイトの訪問者は、今年2月から7月の間に49.5%上昇しているという。”(出典:NNA ASIA)
amazonの強みは一度利用して感じる便利さにあると思っていますが、利用が推奨されるべく現実に、利便性を実感した人たちのリピート率が高かったであろうという証左ですかね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年9月14日分の掲載記事です。
*14日朝アップロードする予定を失念していたことに、翌朝(15日)気づいての1日遅れの掲載となりました。
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