ワラビーズ、アルゼンチン代表に再度引き分け 、1勝1敗2分でトライネーションズ2020 終える
” ラグビーワールドカップ2019日本大会でプールステージ敗退の屈辱を味わったアルゼンチン代表“ロス・プーマス”が、2023年の大舞台へ向け確かな手ごたえをつかんだ。
ニュージーランド代表、オーストラリア代表とのトライネーションズ(2020ラグビーチャンピオンシップ)に挑み、1勝2分1敗の2位で大会を終えた。
オーストラリアで集中開催されたこの大会。11月14日には、ニュージーランドのスター軍団“オールブラックス”相手に30回目の挑戦で歴史的初勝利を遂げ、現在世界ランキング6位のオーストラリア代表“ワラビーズ”とは2試合とも引き分けた。
12月5日にシドニーのバンクウェスト・スタジアムでおこなわれた最終戦は、リードを守れず16-16でノーサイドの笛を聞いたが、アウェイでの2戦引き分けは高く評価される(11月21日の第1戦は15-15)。
大黒柱のFLパブロ・マテーラが過去に差別的かつ外国人嫌悪のツイートをしていたことが発覚し、主将の座をはく奪されこの試合は欠場となったが、アルゼンチン代表は結束していた。
雨のなか、堅守でオーストラリア代表を苦しめた。タックル数は、相手の4倍となる135回(成功率92%)。出足鋭くプレッシャーをかけ、何度も落球させた。
モールディフェンスもしぶとく、ブレイクダウンではLOマルコス・クレメールらが奮闘。イエローカードをもらっても14人で耐えた。
逆にオーストラリアの選手がシンビンとなり、数的有利だった前半34分、アルゼンチンはSHフェリペ・エスクラが密集サイドを抜けて自陣から大きくゲインし、
サポートしたWTBバウティスタ・デルギーがタックラーをハンドオフで振り切りゴールに持ち込んだ。13-6、アルゼンチンのリードで前半を終えた。
7点ビハインドで折り返したオーストラリアは、51分(後半11分)にFBリース・ホッジがこの日3つ目のPGを決めて点差を詰めたが、
60分、LOラカン・サラカイアロトが相手選手の頭部へショルダータックルをしたとしてレッドカード、一発退場となった。アルゼンチンはPGで再び7点差とする。
しかし66分、猛攻を繰り返すオーストラリアに対してアルゼンチンは反則を犯し、またもイエローカードが出て14人対14人の終盤戦となった。
なおも攻め続けたオーストラリアはその直後、ラインアウトからモールで押し込みトライ。ホッジが難しい角度からのコンバージョンを決め、16-16の同点となった。
試合終了間際、オーストラリアが再びPGチャンスを得、ホッジが約45メートルの距離からポストを狙った。が、失敗。
ロスタイムも激しい攻防が続いたが、両チームとも譲らず、結局、16-16でノーサイドとなった。
新型コロナウイルスの影響でワールドカップ2019チャンピオンの南アフリカ代表が不在となった今大会は、2勝2敗で一足先に戦いを終えていたニュージーランド代表の優勝となった。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
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Wallabies:ワラビーズとしては2020年、Dave Rennie(デイヴ・レニー)HC(ヘッドコーチ)での新体制の下、
ゲームを重ねられたは良いが、内容としてはアルゼンチン代表の突き上げを感じさせられる厳しい船出となりました・・
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年12月6日分の掲載記事です。
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