(2021年)1月2日夜より、マスク着用義務化など厳格化
” シドニー・ノーザン・ビーチーズのアバロンとインナーウエストのクロイドンでクラスターが拡大しており、
国内各州、準州がNSW州または大シドニー地域をホットスポットに指定し、州境を閉鎖するなどの措置を取り始めている。
このような状況で1月2日にはグラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、大シドニー地域の規制強化を明らかにした。ABC放送(電子版)が伝えた。
適正なマスク着用でウイルス感染リスクを大幅に引き下げることができるとの研究報告が出されて以来、NSW州ではマスク着用義務化を要求する声が高まっていたが、ベレジクリアン州政府はこの声に抵抗してきた。
ベレジクリアン州政府はようやくこの要求を受け入れ、2021年1月2日24時以後、大シドニー地域では、日用雑貨品購入、映画館、美容室、宗教礼拝施設、交通機関内でマスク着用が義務づけられる。
大シドニー地域はシドニー都市圏に中部海岸、ウロンゴン、ネピアン・ブルーマウンテン地域を加えた地域を言う。
また、喫茶店、バー、レストラン、パブ、クラブなどの従業員もマスク着用が義務づけられる。ただし、客は賭博席に座るのでない限り、マスク着用は義務づけられない。
また、1月4日より、マスク着用義務違反にはその場で$200の罰金通告が与えられる。ただし、12歳未満の児童はマスク着用を勧められるが強制されない。
ジムでは1施設あたり上限が再び30人に引き下げられる。礼拝施設は上限100人とするが、1人4平米の面積を確保しなければならない。
屋外のパフォーマンスは観客数500人を上限とするが、スポーツ・イベントのように閉鎖された空間にチケット入場した客が着席する条件では観客上限を500人とする。
1月1日午後8時までの新陽性者は7人となっており、5人が既知のクラスターに関連しているがことが判明している。”(出典:NICHIGO PRESS)
現地の肌感覚掴めていませんが、新年を迎えた早々の措置厳格化で、夏ながらも事の厄介さ、日本での推移と同様に道のりの険しさを痛感させられます。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年1月3日分の掲載記事です。
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