ねづっちさんが新刊を出版されたことをTwitterで承知していて、
(2021年)4月の単独ライブ(「ねづっちのイロイロしてみる60分」)前 ⬇︎
サイン(書いていただく)用に、近くの紀伊國屋書店に駆け込んで入手していた経緯。
会話術の心得となぞかけの醍醐味
本書は、
” 会話術のテクニックは、たくさん世の中に紹介されています。しかし、そんなに多くのテクニックをマスターしなくても本書の第3章にある11のルールを参考にすれば、会話力は上がるはずです。”(p3)
と、本を開いたところの「はじめに」で記され、
” 緊張しながらも、緊張に押しつぶされないようにするうえで大切なのは、「きっとうまくいく」と信じることです。
「舞台に立ったら楽しいことがあるだろう」「お客さんにウケるはずだ」。そんな期待感やいいイメージで臨むと、自信をもって話せます。
反対に自信がないまま臨むと、声が小さくなったり、態度が弱々しくなったりして、しゃべりに説得力が出ません。
から元気でもいいので、人前に出るときは自信をもって、胸を張って出ていきましょう。”(p243-244)
とご経験に基づいたお話しや
“齋藤孝さんの『雑談力が上がる話し方 ー 30秒で打ち解ける会話のルール』(ダイヤモンド社)によれば、フリスクなどのミントタブレットが手軽の雑談ツールだと書かれています。
フリスクを取り出して食べたり、あるいはあげたりすることが、ちょっとしたすき間時間を埋めるコミュニケーションのきっかけになるそうです。”(p187)
と引用を用いての「なるほど〜」とさせられるお話に、読み手が日ごろ使えるテクニックについて紹介。
異次元の裏側
また、「ねづっちさんと言えばー!」のなぞかけに当然ページ数は割かれており、
整えるコツについて
” A(お題)→ B(〜ととく)→ C(オチ)と頭から考えるのではなく、A→C→Bの順に考えるということです。 “(p19)
という前提を下にして、「第2章 実践 なぞかけトレーニング」では実際お題を用いての練習問題が多数収録されています ^^
なんでも本文を引用すると、
” 普通の人がなぞかけを作る場合、言語をつかさどる「左脳」だけ動いているのに対して、僕の場合は「左脳」だけでなく、映像やイメージをつかさどる「右脳」も活発に動いていました。”(p9)
だそうで ^0^
その異次元の凄みは、既述の単独ライヴなどで体感していましたが、先日読んだ高田文夫先生の
『ギャグにまつわる言葉とイラストと豆知識でアイーンと読み解く ギャグ語辞典』で
” 服装だけでなく、ネタ構成の速さ、客あしらいの見事さなど、いずれも一級品。”
と紹介されていたねづっちさんの本領の断片に触れることの出来る著書です ^^