ワラビーズ、ラストワンプレーでフランス代表との3連戦初戦を制す
” 11日間で3試合をおこなうという、オーストラリア代表“ワラビーズ”対フランス代表“レ・ブルー”のテストシリーズが始まった。
フランスは6月25日に国内リーグ(トップ14)が終わったばかりで、オーストラリア到着後14日間の隔離期間があることも考慮して、トップ14決勝に出場したトゥールーズとラ・ロシェルの選手(SHアントワーヌ・デュポン、FBブリス・デュランなど)は遠征に参加せず、
FLシャルル・オリヴォン主将やSOロマン・ンタマックらは負傷リハビリ中、ほかにもCTBヴィリミ・ヴァカタワなど多くのスターが休養で不在となり、フランス代表のファビアン・ガルティエ ヘッドコーチは21人のノンキャップ選手を含む42人の若いスコッドでツアーに臨んでいる。
ミッドウィークテストとなった7月7日(水)の第1戦は、新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)感染拡大を抑えるため都市封鎖中のシドニーから場所を移してブリスベンのサンコープスタジアムでおこなわれ、23-21でオーストラリア代表が逆転勝ちした。
フランス代表が前半22分までにWTBギャバン・ヴィリエールの連続トライで先に主導権を握ったが、追う展開となったオーストラリア代表は33分にドライビングモールで押し込み、反撃開始。
13-21で迎えた70分(後半30分)には、主将のFLマイケル・フーパーがゴール前のピック&ゴーでトライを取り切り、1点差に詰めた。
そして、80分が経過してホーンが鳴り、逃げ切りたいフランスは自陣でのラインアウトに競り勝ち、ボールをタッチライン外に蹴り出せば試合終了だったが、オーストラリアのプレッシャーにパスを乱し、ゴールドジャージーがボールを確保。
怒涛の攻撃でゴールに迫ったオーストラリアに対し、守るブルージャージーのフランスは反則を犯してしまい、最後はSOノア・ロレシオがペナルティゴールを決め、劇的な逆転ゲームとなった。
第2戦は7月13日(火)、メルボルンのAAMIパークでおこなわれる。”(出典:ラグビーリパブリック)
Australia vs France HIGHLIGHTS l Rugby Highlights l 2021
テストマッチにしては珍しい平日開催で、薄氷を踏む勝利でした。選手の顔ぶれも、だいぶ刷新されましたね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年7月8日分の掲載記事です。
オーストラリアにご興味をお持ちの方、Facebookページへの「いいね!」を是非宜しくお願い致します。