オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:コロナ禍のネット依存でサイバー犯罪、前年度比13%増

コロナ禍のネット依存でサイバー犯罪、前年度比13%増

” オーストラリア政府機関、豪サイバー・セキュリティー・センター(ACSC)は15日、2020~21年度(20年7月~21年6月)の年次報告書を公表し、サイバー犯罪の通報件数が約6万7500件と、前年度より約13%増えたと明らかにした。

被害総額は自己申告ベースで330億豪ドル(約2兆6,500億円)を超えたという。

新型コロナウイルス禍を受けてインターネットへの依存が高まっている。

担当する国防省幹部は、悪意を持つ主体がスパイ行為を行い、お金や重要なデータを盗むため、脆弱(ぜいじゃく)な国民が攻撃の標的になっていると警戒を呼び掛けた。

報告書によると、サイバー攻撃の通報は8分に1件の頻度であった。

在宅勤務が増える中で、自社や取引先の幹部に成り済ました「ビジネスメール詐欺」も増加。

被害額の平均は約5万600豪ドル(約400万円)と、前年の約1.5倍に上った。”(出典:日本経済新聞

今後も人々の日常にビジネスシーンで、インターネットの重要性が低下することはないでしょうから、利用者個々の注意喚起に、全体的な対策に質の向上が求められますね。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年9月16日分の掲載記事です。

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