正しいメモの習慣化させて誰しも辿り着ける、「ゼロ秒思考」の境地

 

書店と仲間内で話題沸騰となっていた「ゼロ秒思考」の正体

隔月で開催されているメールマガジン「平成進化論」著者の鮒谷周史さんのセミナー参加者(総勢約200名規模)対象の勉強会に

「ゼロ秒思考」の著者の赤羽雄二さんのご子息がいらした関係で、赤羽雄二さんが登壇され

私は参加出来なかったものの、すこぶる評判で、遅ばせながら著書を購入(昨日エントリーの kindle 購入第1号)して、昨日、今日で読了しました。

 

「ゼロ秒思考」は、正しいやり方で誰でも身につくスキルだった

当初は著者のご経歴が、大前研一さん、瀧本哲史さんなど、錚々たるビジネスパーソンを輩出されているマッキンゼーで長くご活躍され、

ご学歴も東京大学に、スタンフォード大学大学院と輝かしく、特別な傾けのスキルかと二の足を踏んでいたところがありましたが・・

本を開くと「人間は本来みな頭がいいからだ。」(24%=kindleにページ数表記がないため kindle 表記に準拠/ 以降、* 箇所同様)と赤羽さんが明言されており、

誰でも身につくスキルだと分かり、一気に心理的抵抗が取り除かれました。

「人間の頭と心は切り離せないため、心が乱れると頭がうまく動かないのだ。」(*31%)と、赤羽さん流メモ術で、頭と心の調和を図れる事に。

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<< ゼロ秒思考に至る7箇条 ⇒ ①A4用紙を横書きに、②1件1頁、③左上にタイトル、④1頁に4~6行のみ、⑤各行20~30字、⑥毎日10頁、⑦1頁1分以内>>

 

毎日継続で、効果は3週目頃から

書で伝授されているスキルは至ってシンプルで・・

“A4版(横書き)のメモ用紙に、毎日、1分区切りで10項目(=10ページ)メモを綴っていきましょう”

というもの。

そのメモの取り方に赤羽さん流の一家言があり、試行錯誤が経られた末の切れ味鋭い完成形が披露されています。

なぜ、このタイプでないと最大限の効果を期待出来ないのか、といった事が懇切丁寧に記載されています。

上記で「誰でも身につくスキル」だと書きましたが、本に書かれた通り、正しいフォーマットで継続すると、3週間程度でかなりの効果を体感出来る(*2%)との事

メモの効用として赤羽さんは、頭の中にある「もやもや」は、「言葉にし、遠慮なく書いてみることだ。」(*9%)

また、「考えをすべて書き留めることだ。考えのステップ、頭に浮かんだことを書き留めると、堂々巡りがほぼなくなる」(*19%)とされており、

この事は実体験としても、書いてみる事で考え事を客観視出来る効果を期待出来て、すんなり共感を持って読み進める事が出来ました。

 

読後、習慣化から辿り着く境地

一冊を読み、赤羽さん流のメモを極めて、習慣化から辿り着く「ゼロ秒思考」の世界は・・

「瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロとなる。」(*24%)

と定義されています。これには、

「人間にはもともと素晴らしい判断力、思考力とそれに基づく行動力があるが、のんびりしていてもなんとかなるという甘やかされた環境、出る杭は打たれがちなムラ社会、周囲との摩擦を起こさない行動様式、

慎重に考えるよう釘を刺してきた先輩たち、詰め込み式の学校教育、あるいは行儀よさを要求した保守的な親の躾、等々の複合的な影響でせっかくの能力に蓋をし、退化させているではないか」(*25%)

という事が響いていて、メモの習慣化により、本来備わった能力を取り戻していく事につながると。

 

習慣化は、変わる自分への第一歩

今回のようなスキル、ノウハウに関しては「誰でもやれば出来る事」が前提になってくるのだと思いますが

簡単に出来る習慣を知ると、今までにみなかった新しい自分を切り拓ける心境になり、読み進めるうち元気になっていた感覚を抱きました。

で、さっそく自分は新境地を目指して昨夜からスタート。

著書内でも、「メモを書くと、自信が出てポジティヴになる」と書かれており、

筆記具と紙と習慣化の決意があれば誰でも出来る「ゼロ秒思考」への招待状、未読の方も受け取られてみては如何でしょうか~

 

 


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