2021年11月新車販売は13年ぶりの低水準
” オーストラリアとニュージーランド(NZ)では11月の新車販売台数が、それぞれ8万639台(前年同月比15.3%減)と1万6,327台(同37.3%増)となった。
オーストラリアは11月単月で13年ぶりの低水準となった一方、NZでは過去最高を更新した。
オーストラリア自動車産業会議所(FCAI)の3日の発表では、オーストラリアの新車販売市場でシェア49.3%を占めたスポーツタイプ多目的車(SUV)は、前年同月比20.6%減の3万9,733台だった。
一方、SUVを除く一般乗用車の販売は18.7%減の1万6,832台だった。小型商用車は4.8%減の2万222台、大型商用車は19.4%増の3,852台だった。
メーカー別ではトヨタ自動車が34.3%減の1万5,239台で1位を維持。2位には、現代自動車が6,854台(0.7%減)で入り、フォードが6,215台(6%減)で続いた。
モデル別では、フォード「レンジャー」が1位で、トヨタ「ハイラックス」は2位。3位は現代自動車「i30」だった。
州・準州・特別区別では、◇西オーストラリア州:19.8%減 ◇クイーンズランド州:19.5%減 ◇ビクトリア州:19.4%減 ◇タスマニア州:12.8%減 ◇南オーストラリア州:10.6%減 ◇ニューサウスウェールズ州:9.4%減 ◇北部準州(NT):8.5%減 ◇首都圏特別区(ACT):3.1%減――と減少した。
FCAIのウェーバー代表は「販売台数の減少は、マイクロプロセッサーの供給ひっ迫や新型コロナウイルスの感染拡大による影響で工場に敷かれている規制などが影響している」と述べた。”(出典:NNA ASIA)
タスマン海を挟んで明暗分かれたことに、多目的スポーツ車(SUV)の半数近いシェアとも興味深いです。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年12月7日分の掲載記事です。
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