オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:レナタ・ボラコバ選手もビザ問題で収容施設に拘束

レナタ・ボラコバ選手もビザ問題で収容施設に拘束

” オーストラリア国境警備隊(ABF)が女子テニスのレナタ・ボラコバ選手(チェコ)をビザ(査証)の問題で拘束したことがわかった。

全豪オープンを控えたオーストラリアでは男子のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)の入国ビザが取り消される騒動があり、議論が収まっていない。

チェコ外務省はCNNに寄せた声明で、ボラコバ選手がジョコビッチ選手と同じメルボルン市内の収容施設にいることを確認。他のテニス選手数人も収容されていると明らかにした。

現在シドニーのチェコ総領事館が対応に当たり、ボラコバ選手に接触しているという。

ボラコバ選手は過去にウィンブルドン選手権のダブルスで準決勝に進出した実績を持つ。

地元紙エイジによると、オーストラリアには過去6カ月の間に新型コロナウイルスに感染したとの理由で医学的免除を得て入国した。

ボラコバ選手はすでに全豪オープンの前哨戦となるメルボルン・サマー・セットに出場し、女子ダブルスで1回戦敗退を喫している。

ABFは7日のCNNの取材に対し、ボラコバ選手の名前は出さずに、大会に関係する人物のビザの状況に関する捜査が完了したと説明。この人物は国外退去となるまで入国管理施設に収容されると述べた。

チェコ外務省によると、ボラコバ選手は大会参加の条件となる新型コロナ非感染の証明を有しており、オーストラリア当局に抗議して説明を求めている。

ただ、トレーニングの時間が限られることから、大会を棄権して出国することを決めたという。

全豪オープンをめぐっては、オーストラリアのモリソン首相が今週、ジョコビッチ選手は入国時のワクチン接種要件に対する「正当な医学的免除を有していなかった」と明らかにしていた。ジョコビッチ選手本人はワクチン接種状況を公表していない。”(出典:CNN.co.jp via Yahoo! JAPAN

ノバク・ジョコビッチ選手に

<< 2022年1月7日投稿分:画像は投稿にリンク >> ノバク・ジョコビッチのビザを取り消し、入国拒否

端を発したビザ取消し問題ですが、一律的な対応を取らないこともまた新たな問題を生むため、名前が明らかでない数人を含め外交トップレベルの果断ですかね。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年1月9日分の掲載記事です。

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