スコット・モリソン首相の微信アカウント消滅。乗っ取り被害か、中国政府の関与主張も
” 中国のチャットアプリ「微信(WeChat、ウィーチャット)」から、オーストラリアのスコット・モリソン(Scott Morrison)首相の公式アカウントが消えていることが分かった。
豪与党・自由党の議員は24日、中国政府による「干渉」だと非難した。
2019年2月に開設されたモリソン氏のアカウントは現在、「澳華新生活(Australian Chinese new life)」と題するアカウントに変わっている。
中国ではワッツアップ(WhatsApp)、フェイスブック(Facebook)、ツイッター(Twitter)など西側諸国で主流のメッセージアプリやソーシャルメディアが禁止されており、ウィーチャットは圧倒的シェアを誇る。
自由党のジェームズ・パターソン(James Paterson)上院議員は24日、2GBラジオに「中国政府が(モリソン)首相のアカウントを閉鎖したのは、わが国の民主主義に対する事実上の外国の干渉だ」と主張。
対抗措置として、豪政治家にウィーチャットのボイコットを呼び掛けた。
「澳華新生活」のアカウント情報によれば、昨年10月28日にアカウント名が登録されたことになっている。
だが、アカウントの投稿は2019年2月1日までさかのぼれ、「ウィーチャットに公式アカウントを開設できてうれしい」というモリソン氏の初投稿文も確認できる。
このアカウントの最後の投稿は昨年7月9日。英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)の報道によると、モリソン氏はこの日以来、アカウントにログインできない状態が続いていたという。”(出典:JIJI.com AFPBB News via Yahoo! JAPAN)
なかなか難しいでしょうが、政治的状況と国民感情は分けられたものであって欲しいと。
亀裂が広まる一方であるかの現実、どこかで歯止めが訪れるでしょうか・・
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年1月26日分の掲載記事です。
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