メルボルン空港、第3滑走路新設を計画
” オーストラリアのメルボルン空港がこのほど、2029年までに長さ3キロメートルの第3滑走路を新設する計画を明らかにした。1日付エイジがが報じた。
同空港が発表した基本計画書(改訂版)によると、総額19億豪ドル(約1,544億円)を投じて南北方向に第3滑走路を建設し、早ければ27年に、または28年か29年に使用を開始したい考えという。
第3滑走路が建設されれば、同空港における貨物の年間取扱量は現在の2倍に相当する98万トンに増える見通し。
旅客機の利用可能者数は46年までに年間2,300万人(40%)増えるほか、同空港を利用する航空便も13万6,500便(43%)増えると予想されている。
ただ、滑走路の新設に伴い、近隣では騒音の悪化が懸念されている。
同空港は今月1日から周辺の住民を含む関係者と協議を開始し、来年に連邦政府のインフラ相に建設認可を申請する方針だが、近隣住民への補償として、住宅の窓を二重ガラスに入れ替える方法などを検討しているもようだ。
しかし、同空港周辺の住民で構成されるメルボルン空港地域社会アクション・グループの広報担当者は、「屋外での防音は不可能なため、不動産価値の下落や生活の利便性の低下を補う補償が求められる」と指摘している。”(出典:NNA ASIA)
早くても2027年=5年後のことなので、その時の状況は想像するしかないですが、国際的な競争力に都市の魅力向上に寄与する計画であるといえるでしょう。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年2月3日分の掲載記事です。
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