Wallaroos、サクラフィフティーン(日本代表)に敗れる
” 秋にW杯ニュージーランド大会を控えた女子15人制日本代表「サクラフィフティーン」(世界ランク12位)が歴史を塗り替えた。
レスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)や多くの選手が不在の中で過去3戦全敗のオーストラリア(同5位)を2点差で下した。
フィジー(同21位)、オーストラリアバーバリアンズ(キャップ対象外)に続く3連勝でオーストラリア遠征を締めくくった。
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「あと何分?」「いくんだよ!」-
電光掲示板に映る時間は光の反射で見えず、体格で勝る相手の猛攻は続いた。それでも日本は体を張り、1人の相手を2人がかりで止め続けた。
プロップ南早紀主将(26=横河武蔵野)は、ノーサイドの笛を聞き、ようやく集中を解いた。
「『80分終わった~』って思いました。むちゃくちゃうれしいです。価値が上がることで、ジュニアの選手が『サクラフィフティーンを目指そう!』と思う。そうあるべきだと思っている。勝つことでみんなに知ってもらえる。今回の勝利はすごく意味のあることだと思います」
真の強さが見えた。
遠征中はチーム内で新型コロナウイルスの陽性者が続出し、マッケンジーHCも、その1人となった。
試合前日の9日にも6人の陽性が新たに判明。試合48時間前のメンバー発表から、10のポジジョンで変更を余儀なくされた。
それでも南は「私たちはいつ、誰が、どのポジションに入ってもいいように準備をしてきた。不安はなかった」とたくましかった。
前半から堅い防御で接戦に持ち込んだ。1人が下半身、2人目が上半身にいくタックルを徹底し、相手のミスを誘った。キックを有効的に活用し、前半を0-0で折り返した。
後半も先手を打った。9分にSO大塚朱紗(23=RKU)のトライで先制。2点差に迫られたが、同19分には相手陣で速攻を仕掛け、フランカー細川恭子(22=パールズ)がインゴールに飛び込んだ。終盤は相手の反撃にあいながらも、全員でリードを守り抜いた。
前回の17年W杯アイルランド大会は1次リーグ3連敗。12チーム中11位で大会を終え、元カナダ代表のマッケンジーHCの下で強化を進めてきた。10月の大舞台に向け、歴史的勝利がもたらす好影響は大きい。
主将の南は言い切った。
「新しいスタートライン。プラスアルファで積み上げていく。自分たちが高めていければいいなと思っています」
サクラフィフティーンの挑戦は続く。”(出典:日刊スポーツ via Yahoo! JAPAN)
女子ラグビーに興味を持っていなかったため、今回のサクラフィフティーンの快挙で、オーストラリア女子代表チームの愛称がWallaroosであることなどを知りました。
日本の女子代表チームで言うと、サッカーでワールドカップ優勝(2011年)といった快挙がありましたので、ラグビーでもひょっとすると、ひょっとするかかも?!
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年5月12日分の掲載記事です。
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