総選挙、投票始まる。現地メディアは「野党優勢」
” オーストラリアの総選挙は21日午前8時(日本時間同7時)、投票が始まった。即日開票され、22日未明までに大勢が判明する見通し。
モリソン首相率いる保守連合(自由党、国民党)が下院(定数151)で過半数を獲得して政権を維持するのか、野党・労働党が9年ぶりに政権を奪還するのかが焦点。
現地メディアの多くは世論調査などに基づき、野党がやや優勢だと報じている。 豪州は、日米印との安全保障協力の枠組み「クアッド」や、米英との安保枠組み「AUKUS(オーカス)」に参加している。
中国が進出を図る太平洋の地政学的な要衝であり、近年、米欧や日本にとってその重要性は増している。
モリソン政権は対中強硬姿勢を取り、米欧との連携強化を訴えている。一方、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済の落ち込みや、ロシアによるウクライナ侵攻で物価が上昇していることなどが影響し、支持率は低迷する。
豪紙オーストラリアンが13日に発表した世論調査で、支持率は連立与党が46%、労働党は54%だった。
モリソン政権は、労働党が与党時代に対中融和路線を取っていたと批判している。
労働党のアルバニージー党首は「中国は攻撃的になっており、同盟国などとの協力が必要だ」と訴え、政権を奪還しても米欧との連携強化を進めると反論。
雇用対策など市民生活の負担軽減を公約し、支持拡大を図っている。”(出典:毎日新聞 via Yahoo! JAPAN)
国際情勢が緊迫化する中、外交的に舵を切れる余地は少ないとみられますが、近年、概ね労働党支持率が上回ってきた状況、国民の最終判断は・・
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年5月21日分の掲載記事です。
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