9月22日を女王服喪の休日に。2022年1回きり
” オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は11日、同国の国家元首を務めたエリザベス英女王を追悼し、その功績を称えるため、今年9月22日を一回きりの国民の休日にすると発表した。
首相はデービッド・ハーリー連邦総督とともに15日から訪英してチャールズ新国王に謁見。19日に開かれる国葬に参列する。帰国後の22日を休日とし、追悼式典を開催する。
また、オーストラリアでは11日、王位継承の儀式が執り行われ、チャールズ3世がオーストラリアの新しい国王(元首)に正式に就任した。
首都キャンベラの連邦議会議事堂で同日午前に催された式典で、ハーリー連邦総督が英ロンドンのセント・ジェームズ宮殿で10日発布された「王位継承の布告」を読み上げ、ハーリー連邦総督とアルバニージー首相が布告書に署名した。
エリザベス女王の死去に伴い、チャールズ3世は10日、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国国王」(英国王)に即位するとともに、「ヘッド・オブ・コモンウェルス」(英連邦代表)に就任。王位継承の布告がオーストラリアを含む英連邦諸国に送付されていた。
オーストラリアの国家元首の交代は、1952年のエリザベス女王即位以来70年ぶり。
オーストラリアは英国植民地だった歴史的経緯から、独立国家でありながら英連邦の一員であるため、1901年に制定された憲法の前文で、英国王を国家元首とし、国王の代理人を連邦総督が務めることが定められている。”(出典:NICHIGO PRESS)
近年、ヨーロッパから次第にアジア寄りに変わってきているとの趨勢でしたが、英連邦の一員であることもオーストラリアの骨格を理解する上で重要事ですね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年9月12日分の掲載記事です。
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