世界の商業賃料ランク、シドニー(Pitt Street Mall)が8位
” オーストラリアのニューサウスウェールズ州シドニーにあるショッピングモール「ピットストリートモール」が、2022年の世界の商業賃料ランキングで8位にランクインしたことが、米系不動産総合サービス大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)の調査で分かった。23日付シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。
C&Wは、世界92都市の商業地の1平方メートル当たりの賃料を比較。前回調査は19年で、ピットストリートモールの賃料は世界第7位だった。
同モールの賃料は、1平方メートル当たり年間平均1万1,818豪ドル(約110万円)。過去2年間にわたり、新型コロナウイルス流行に起因する国境封鎖やロックダウン(都市封鎖)、消費者習慣の変化などの影響を受けたものの、依然として上位10都市に入った。
世界全体では、米国・ニューヨークのフィフス・アべニュー(5番街)が1位となり、賃料は1平方メートル当たり平均3万2,684豪ドル。2位は香港の尖沙咀(チムサーチョイ)、3位はイタリア・ミラノのモンテナポレオーネ通りが続いた。
アジア太平洋地域では、ピットストリートモールの賃料は、東京・銀座を下回ったものの、韓国・ソウルの明洞や中国・上海の南京西路を上回った。”(出典:NNA ASIA)
名だたる都市の中で高い賃料(単価)で契約を締結出来ているということも、都市のブランド力を図る上での一つの指標と評価出来るように。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年11月24日分の掲載記事です。
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