オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:夏の旅行シーズンに宿泊料高騰

夏の旅行シーズンに宿泊料高騰

” オーストラリアで旅行に必要な関連コストが急上昇している。地方のカフェでは朝食の値段が高額となっている上、キャラバンパークやホステルのような簡易宿泊施設など、安価とされてきた宿泊費も高騰しているようだ。8日付オーストラリアンが報じた。

連邦政府機関ツーリズム・リサーチ・オーストラリアの調べによると、国内旅行の1泊の平均支出額は昨年に326豪ドル(約3万2,000円)となり、新型コロナウイルス感染流行前の同218豪ドルから大幅に増加した。

ニューサウスウェールズ州北部沿岸部のコフスハーバーでは、電気の使えないキャラバンパークのテント宿泊費が1泊71豪ドル、西オーストラリア州ロットネスト島では、簡易宿泊施設の宿泊料が4月下旬まで1泊143豪ドルとなっている。

業界団体の観光・運輸フォーラム(TTF)のオズモンド代表は、コロナ禍以降、世界中で旅行関連費が上昇しているとし、旅行者は短期の旅を優先するようになっていると分析。

しかし、オーストラリア人は中期的な旅行を好む傾向が強く、生活費の高騰で家計が圧迫されているにもかかわらず、夏季シーズンに旅行を計画する人が多いと指摘した。

ただ、多くの旅行者は予算を抑える方法を模索しており、割引された旅行パッケージやキャラバンパークなどの安価な宿泊を活用している。キャラバンパークやキャンプ場の利用者は急増しており、2023年の利用者数は1,530万人、支出総額は143億豪ドルに上った。”(出典:NNA ASIA

記事は国内旅行に寄せた記述と読めますが、日本からすると久しく円安傾向で、果たしてこれから?という見通しを含め気になるトレンドですね、、

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2025年1月11日分の掲載記事です。

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