ウマヅラビデオが斬り込んだ踏み入れてはならない禁断:『禁禁禁(タブー)』読了

都市伝説YouTuber ウマヅラビデオの『禁禁禁(タブー)』を読了。

過去出版された著書2冊を読んでいたことにサイン本入荷情報に反応し、

出典:紀伊國屋書店 新宿本店 X(画像はpostにリンク)*画像は一部加工

入手していた経緯。

本書は

” この世には、「してはいけないこと」が溢れている

入ってはいけない土地

使ってはいけないテクノロジー

踏み入れてはいけないビジネス

食べてはいけない食品

飲んではいけない水

アクセスしてはいけないサイト

インストールしてはいけないアプリ

家に入れてはいけないアプリ

開発してはいけない土地

信じてはいけない世論

受け入れてはいけない常識

祈ってはいけない神

近づいてはいけない国

歴史を知ってはいけない政党

知ってはいけない秘密結社

一つでも知ったり、触れたりしたら、元の生活には戻れない。 “(プロローグ / 抜粋)

と冒頭記され、

 第1章 禁足地 ー 足を踏み入れたら最期の地

 第2章 科学・発明 ー この世から消された作ってはならなかった技術たち

 第3章 食 ー あなたの口にも入っている食べてはいけない劇物

 第4章 インターネット・AI  ー 世界中に張り巡らされている身近すぎる闇

 第5章 神道・皇室  ー 祈ってはいけない神

 第6章 政治 ー 知ってはいけない、この国とあの国を作った者たち

 第7章 秘密結社 ー  知ってはいけない時空を超越する超権力の正体

の章立てに沿って展開。

” ところが、そんな病気をある技術でことごとく治してしまう、夢の治療法があるとしたら、いつか受けてみたいと思わないないだろうか。

その治療法とは、「波動医療」である。

波動で病気を治す、アメリカの科学者ロイヤル・レイモンド・ライフによる周波数調整器の話を聞いたことはないだろうか?”(p095)

といった未知であった事がらあれば、

” ビルダーバーグ会議では、メディア界の重鎮や軍事企業の重役、貴族たちが集まって、今後の方針や目標を決定する。実際は、頂点の十三人評議会から順次、指針・議題が降りてくる。”(p307)

漠然と聞いてこと等あった中で、最も刺さってきたのは

購入本に書かれていたサイン

エピローグ 人類はなぜ、タブーを生み出したのか」に

“「入ってはいけない島」には立ち寄らなければいいが、「食べてはいけない添加物」を100%避けることは非常に難しい。”(p346)

と書かれてある通り、食に関するタブーで

” アステルパームは何に使われているか。チューイングガム、ゼラチン、アイスクリーム、ヨーグルトなどの乳製品、朝食用シリアルなどのさまざまな食品・飲料製品、歯磨き粉、咳止めやチュアプルビタミンをはじめとする医薬品など、広く使用されているのだ。

・・中略・・

2023年7月14日、WHOの専門組織である国際がん研究機関から次のような発表があった。アスパルテームは、人に対して発がん性がある可能性がある。

・・中略・・

2023年9月、フロリダ州立大学医学部の研究チームによるものだ。

アスパルテームを含む水をマウスに摂取させ続け、認知能力に及ぼす影響を調査した。その結果、アスパルテームを摂取させ続けると、空間学習能力や記憶力が低下し、その影響は子孫にまで受け継がれることが示されたのだ。”(p123)

に、

” ごま油にも注意が必要だ。菜種油や大豆油とごま油を混ぜた「調合ごま油」というものがある。ラベルを見ると、「ごま香油」などと書いてある。当然、本物のごま油ではない。

・・中略・・

また、ごまから油を抽出するときに、ヘキサンという溶剤を使う。これがガソリン成分で、皮膚や呼吸器、妊婦に悪影響を及ぼすという可能性もあるという。

さらに、ヘキサンはとても臭う。その臭気を消すために、高温で熱する必要があるのだが、そのときに「トランス脂肪酸」が生成される。これは、心臓病のリスクを高めるなどの弊害があり、世界中の多くの国で使用が禁止されている。だが、日本ではまだ規制も表示義務もない。ラベルを見てもわからないのだ。”(p136-137)

といった記載には都市伝説の枠組みを超え留意していないことには報道で知る可能性も低かろうと意識づけの必要性を。

未知、迫り寄る恐怖に心得ておくべき深層

2年半ぶりのウマヅラビデオ本でしたが、

2022年秋以来で都市伝説に焦点を当てた読書  << 2022年9月29日投稿:画像は記事にリンク >> ウマヅラビデオが導き出した新しい日本観:『アナザー・ジャパン』読了

書かれてあること漠然とした関心を持っていながら日ごろ能動的に情報を接していない領域だけに、

身近に潜んでいる危機と並行して、ぞっとさせられた恐怖に、心得ておくべき学び等、各テーマに興味深く向き合うことが出来ました。


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