前回に続いて・・
ジョン・ディマティーニ博士の著作『成功のタイムリミット』読了後のおさらい編の続きで、数えること第7弾.-
今回は:不屈の原則と、力の法則、貢献の法則、三編からの要点の抜粋です。
不屈の原則
” もしあなたが、直感とインスピレーションを信じ、ビジョンをしっかり抱きつづけ、めげることなく目標に向かって歩みつづければ、遅かれ早かれ、あなたの夢は叶います。
不屈の思いは、どんな障害でも乗り越えられます。「確信の法則」にも似ていて、どちらも事を起こすには、偉大なる秘訣なのです。
やりつづけることができる人は 〜 それがなんであれ 〜 必ず成し遂げます。
たとえば、マイケル・ジョーダンです。彼はどんな障害があっても乗り越えつづけてきた、忍耐強い人です。彼はこう言いました。
「障害は、決してあなたを止めることができない。もし壁にぶち当たっても、決してあきらめてはいけない。
どうすれば乗り越えることができるかを考え、回りこむことができるかを考え、通り抜けることができるかを考えて実行するんだ」
これこそが、夢を実現する人の考え方です。
「不屈の法則」はあなたの夢を後押ししてくれ、休むことなく夢に向かって行動しつづけるあなたを育ててくれるでしょう。
あなたはただ、あなたが胸に抱いたビジョンに集中しつづけるだけです。決してあきらめることなく、夢を抱きつづけてください!
聖書では、ビジョンなき者は死すのみ、と伝えていますが、私なら「ビジョンを抱きつづける者は繁栄する」と言うでしょう。”
「不屈の法則」はあらゆるものごとを可能にします。あなたの夢を、すべて実現してくれます。決して夢をあきらめないてください!” (p103-105)
私を含め「直感とインスピレーションを信じ、ビジョンをしっかり抱きつづけ」の件(くだり)、
特に「直感とインスピレーション」を信じつづけることは、なかなか出来ず、他人であったり、外からの情報に耳を傾けてしまいがちだと思いますが
高城剛さんも著書の『魂の再起動』で言われているが如く、
” 大切なことは、他者とつながることではありません。本当の自分とつながることです。本来の自分とはなにか、自分としっかり話すことです。”
ここは誰しも試される箇所ですね。人は違っても突き抜けた人たちのメッセージは一致しているので、
同意に触れるたび、いつも我が身を顧みさせられます。
力の法則
あなたが地球にいるのは、人生の7つの領域をマスターするためです。
7つの領域とは、精神性(スピリチュアリティ)、知性、職業、お金、家族、人間関係、身体です。
- 精神性:ミッションをもちましょう ー 神も宇宙も、あなたのミッションが満たされることを応援しています ー 神秘的な力を活用しましょう。
2. 知性:知性を拡大するときには、ぜひこのアファメーションを使ってみてください。
「私は天才です。自分の知恵を活かします」
3. 職業:ビジネスの原理(ビジョンを明確にすることや、戦術、行動に優先順位をつけること、
優先順位の低いものを人に委任すること、フィードバックを大切にすること、など)を、日々のあなたのビジネスライフに活用することによって、
あなたはより多くの結果を出すことができ、影響力が増すでしょう。
4. 財政:資産としてだけでなく、富の真の力を受け入れるために、まずは自分自身に最初に支払わなければなりません。
5. 家族:あなた自身の価値観と、家族それぞれがもつ価値観をリンクするコミュニケーションのスキルをマスターすることで、
家族をケアすることができ、一人ひとりをしっかり尊重することができます。
あなたが家庭ですばらしい関係を築くことができていれば 〜 外の世界での混乱や、次々に起こる問題に取り組むときに 〜
いつでも愛と感謝の状態でいることができるでしょう。
6. 社交:社交は人間力です。あなたがより多くの人を知れば知るほど、あなたがより多くの人から知られれば知られるほど、あなたの人生の助けになるでしょう。
あなたは、社会的な力を強めるために、わざわざエリートと酒を酌み交わす必要はありません。
ただ、あなたのそばにいる人の真価を認め、大切にするだけでよいのです。
7. 身体:あなたはすでに、健康と生命力がもつすばらしい魅力に目覚めているかもしれません。
さらにカリスマ性と、人を惹きつける力、肉体的な力を強化すれば、急激に健康と生命力が増すでしょう。
現在の、あなたがもっている7つの領域の力を確認し、どうなりたいかを自分自身に問いかけましょう。
また、1つの領域に集中して、他を無視しないようにしましょう。それぞれの領域の力が、あなたの人生の質に直結しています。
あなたが力を発揮していない、潜在的な力を扉を開こうとしていない領域は、誰かが支配するということを覚えておいてください。” (p110-114)
悩みに自分が力を奪われるのは、この7つの何れかの問題を自覚したときなどに起きるのだと思いますが、
健康であったり、家族であったり、特に生きる上での根っこ、土台となることには
留意を心掛けたり、その時の状況に応じて優先順位を振り分けるなど。
何より7つの領域によって、人生の質が決せられる、この項目を抑えておくだけでも、大きな前進があるといえるでしょう。
貢献の法則
” 何をしたとしても、しなかったとしても、あなたは誰かに貢献していて、愛されるに値します。
実際のところ、たとえ何をしたとしても、しなかっとしても、必ずそこから人は経験や、学び、メリットを受けとるものです。
あなたが能力を発揮しながら、人に貢献しているところを想像してみてください。あなたは一番愛することに集中しています。
そして、あなたは人が期待する以上のサービスを提供しながら、ミッションを生きています。
すると、より多くの機会が、あなたの人生に、さらに引き寄せられてくるのです。
目標を立てるときには ー あなたがもっともインスピレーションを感じる ー 人生の充実につながるものにしましょう。
きっと、あなたが想像する以上に、人々に貢献できるでしょう。これはとりわけ、ビジネスにおけて力を発揮します。
あなたの熱意が、あなたの貢献をさらに大きくしてくれます。あなたの周りにいる人たちも、より多くの貢献を望むようになるでしょう。
ハートを開いて、あなたの夢をわかちあいましょう。マーケティングの世界ではよく言われていることですが、
もしもあなたが、自分だけが活躍できる特定の分野を見つけることができれば、あなたの成功は確実です。
あなたがもっともインスピレーションを感じて、心からやりたいと望む何かを見つけ、同じくらい強く求めている誰かとわかちあいましょう。” (p116-117)
インターナショナル・モチベーターの池松耕次さんから昨年「プラチナパスポート」と題された合宿形式の講座で教わった、
世の中には、人生で成功せざる得ない人というのがいる。その人は「(自分の)人生の目標を明確にしている人」で
10,000人に1人しかいないそうですが、自分と深く繋がることで、成功せざる得ない人の道が切り拓かれる。
このメッセージを自分の人生を生きている人に共通している内容ですね。
3,500字に迫る長文となりましたが、今回も三編。また、続きは次週に。