下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」9月9日付の記事を転記したものです。
オーストラリア人の国民性、価値観、社会通念 ⑦:自由主義、寛容の心得
” オーストラリア社会ほど自由な国は、他にあまりないのではなかろうか。しかも、フランス、アメリカなど多くの国では自由を得るために、多大な犠牲を払ったのが常である。
その点、オーストラリアは大きな犠牲をなくして、自由を謳歌しているといえる。身分、資格、階級などにあまりこだわることなく、また利己主義などはこの国に似合わない。
人は何人も平等に互いを尊敬し、仲間である意識が根強く息づいている。快い秩序が保たれ、精神的に豊かで、寛容でゆとりがあり、フレンドリーである。
また、オーストラリア人はいつでも彼らの政府を自由に批判できる。”(『豪州読本』11%)
オーストラリアの大らかさとは、大陸を一国で支配していて、他国と国境を接するなどの緊張感がない地理的な要因が、大きいと推量します。
地域によって移民の受け入れが急速であった場合など、コミュニティに大きな変化が加わった際の軋轢は時折聞かれますが、オーストラリア人本来が持つ仲間意識、フレンドリーさからくる旅行時のちょっとした交流であったり、生活する中で育まれる人的交流は大きな魅力になっていますね。