下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」9月12日付の記事を転記したものです。
平均的なオージーライフ ①
” 彼は40歳、ホワイトカラーで年収5万ドル、所得税、メディケア(国民健康保険)、年金拠出金などを差し引いて、手取り4万ドル。月にすると約3,300ドル(約33万円)である。
子どもは2人で、上の子は公立の中学生、下は小学生。彼は毎日に7時に起き、まずシャワーを浴びてすっきりとして朝食を取る。シリアルに牛乳。週に何度かはベーコンエッグとトースト。旬の果物つき。食卓は家族と一緒。
8時に愛車(オーストラリア製)で愛妻の見送りを得て家を出、30分で職場に着く。仕事はきちんとこなし、5時になればさっさと退社。帰りに買い物をし、いそいそと家路に着く。
妻の家事を手伝い、7時に夕食。夕食前にビールを一本。夕食のメニューは、ミネストローネで始まり、ビーフステーキ、野菜のサラダのサイドディッシュ、ブレッド、デザートはフルーツサラダ、コーヒーか紅茶で終わる。食事にはオーストラリアワインを妻と飲む。
食器洗いを手伝い、夕食の後始末。たまにはポートで口ゆすぎ。食後は家族団らん、テレビを観るか、ステレオで音楽を楽しむ。
車はもう一台妻用にある。妻は朝、下の子を学校に送り、近くの会社で事務のパートをしている。夕方前には近くのスーパーによって買い物をして帰宅する。”(『豪州読本』13%)
前(8/23)にも一度「平均的オーストラリア人」として記事にしていますが、今回の「(朝食)シリアルに牛乳」「5時になればさっさと退社」「食器洗いを手伝い」といったあたりは、その情景が脳裏に浮かび、リアリティを感じました。
アメリカと比較すると、原則、公立病院が無料となるメディケア(国民健康保険)の導入は、生活に質(安心)に寄与する面が大きいですかね。