下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」8月5日付の記事を転記したものです。
オーストラリアのダイソー ③
” ダイソーがオーストラリアにやってきたのは2010年。ユニクロのオーストラリア国内初店舗がオープンしたのは2014年4月。いずれもその後は店舗数を拡大 ・・中略・・
人々はまずその価格設定に驚きました。
ダイソーの価格設定である「100円」は、こちらでは「2ドル80」(約250円)ですが、そのでも格安です。特に文房具と化粧品の安さに、オージーたちは驚愕したようです。
「本当に2ドル80セントで手袋が買えるの?」「こんな値段で化粧水が買えるの?」
ランチタイムになれば、近隣で働くオージーが、レジに列を作って並んでいます。若いアジア系の女の子たちなどは文房具や小物を夢中で選んでいます。
これは100均と呼ばれる販売方法が日本でできた当初などに見られた、かつての光景に近いと思われます。
これほどダイソーが歓迎される理由、それは物価高だから。
よく言われるのが「靴下2倍、書籍3倍、文具4倍、化粧品5倍」。日本と比較するとそれだけの差がありました。”(『「おバカ大国」オーストラリア だけど幸福度世界1位! 日本20位!』77%)
6月に記事として取り上げたダイソーに関してオーストラリア人から見た視点の記事。日本で100円で品定めされる商品が、オーストラリアでは割安として大歓迎されているというもの。
もっとも日本でも「100円で(良い意味で)このクオリティ」だから、店舗網が全国に拡大しているのだと思いますが、オーストラリアの物価高をよく言い表している一つの事象といえますね。