下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」6月21日付の記事を転記したものです。
オーストラリア英語:Australian accent
” オーストラリアの発音を一口で言えばアメリカ英語よりイギリス英語に近い。アメリカ人の書いたものの中に「彼らの英語はロンドンの街角で聞く英語に似ている」とあり、
アメリカ人から見てもイギリス英語に近いと感じられることがわかる。しかしイギリス人にはオーストラリア英語はすぐ分るので、イギリス英語から離れていることも確かである。
さてオーストラリア英語の発音は通常 cultivated accent, general accent, broad accent の3つに分類される。
その主な違いは下記の6母音にある。イギリスの標準音 RP(received pronunciation)と対比してみよう。
cultivated accentはイギリスのRPにかなり近く、教養ある上品な発音とされている。またアメリカ東部方言の発音に似たところもある。
人口割合は、ごくおおざっぱに見て、general 70%、cultivated 20%、broad 10%である。年々cultivatedの人口が増えているように見える。” (『オーストラリア英語辞典』p13-14)
英語を勉強されてかなりスキルをお持ちの方でも、オーストラリアに行くとヒアリングでご苦労されたりといったご経験がお有りの事と思います。
例えば「Today :トゥダーィ」「Newspaper:ニュースパイパー」 といった聞こえ具合。
これらは方言的、感覚的に捉えられているものと思いきや今回のように3分類で類型化されている事を知り、興味深い考察でありました。