下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」7月30日付の記事を転記したものです。
オーストラリアの保険
” 所得補償保険とは、病気やケガで入院や通院、自宅療養を行うことで働くことができなくなったり、収入が減少した場合に、税込み年収の75%ほどが補償され、一定期間(短期の1年〜5年、最長70歳まで)、毎月一定の金額を受け取ることができる保険になります。
保険料はWaiting period、Benefit period、職業や喫煙するかなどの要因によって変わります。
保険は医師が「就業不能状態」であると診断すれば、入院中でも自宅で静養していても、その期間内に保険金をお給料のように受け取ることができます。
オーストラリアで多いうつ病などの一部の精神障害が原因で働けない場合でも保険金を受け取れます。
所得補償保険でも生活費はカバーできても大きな疾病になり入院、治療となると大きな出費が予想されます。
医療費だけでなく、専門の先生に会うため他州の病院に行く旅行費や子供のデイ・ケア、日本に帰っての治療、自分の過ごしやすいように家を改造、新しいベッドや車を購入するということも考えられます。( 日豪プレス NICHIGO PRESS 2014年12月/p25:FPキョウコの暮らしに役立つパーソナルファイナンス講座)
保険に明るくないこともあり、所得補償保険がオーストラリア独特のものかと思いきや簡易に調べたところ日本でも商品化されているようです。
オーストラリアの医療制度については機会を見付けて取り上げてみたいと考えていますが、特に外国ではもしもの時の備え大事になってきますね。