下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」11月23日付の記事を転記したものです。
(オーストラリアへの)日本人観光客の動向
” 2014年1月の法務省速報によると、2013年の日本人出国者数は過去最高を記録した前年と比較して約5.5%減少し、約1,747万人となった。
主な減少原因としては対米ドルでは円安傾向が挙げられる。但し対豪ドルではドル安傾向であり、その点では オーストラリアを訪問しやすい環境であったと思われる。
しかし、実際には日本からオーストラリアを訪れた短期訪問者数は7%減少するなど、日本からの出国者数全体割合%以上に訪問者数が落ち込んだ。
オーストラリアが日本の海外渡航者の訪問先に占める割合は、2003年には4.33%もあったが、2013年は2012年の1.73%から更に後退すると思われる。”(出典『オーストラリア概要』p138)
かつては海外旅行する人の(大雑把に)20人に1人くらいの行き先がオーストラリアであったのが、最近はその割合が100人に1人に近付いているというお話し。
本来は、時差が殆どなく、飛行機を乗り換えなしに直行便で旅することが出来るという北米、欧州諸国にはない魅力があって、そこに治安の良さが評価されてといった実態があったと思います。
関係者の方のお話では「戻している」といった声も聞かれ、2015年は羽田⇆ シドニー便、成田⇆シドニー便、成田⇆ブリスベンの新路線就航に、
模様ながめの段階ながらもラグビー人気の高まりがブームを超えてファン層の底辺拡大につながれば、目に見えている状況からオーストラリアとの距離は近付いており、反転攻勢(旅行者増)の局面と感じられます。