オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:(オーストラリアへの)日本人観光客の動向 ②

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」11月24日付の記事を転記したものです。

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(オーストラリアへの)日本人観光客の動向 ②

” ツーリズム・オーストラリア( Tourism Australia, TA)によれば、近年減少を続けていた日豪間の航空座席数は、2011年に締結された オープンスカイ協定の影響もあり2012年以降順調に上昇しており、2013年の増加率も10%としているが、この増加原因はジェットスター航空によるフィリピンやシンガポール経由便による影響であるため、本格的な日本からの観光客回復にはつながっていないのではないかと思われる。

またの他の遠距離デスティネーションへの航空座席供給数の伸び率が、オーストラリア線の伸び率以上に大きいため、相対的にオーストラリア線の座席数シェアが落ち込んでいる事や、後述するオーストラリア人の旺盛な訪日需要による航空座席の取れづらさが、日本人観光客の伸び悩みの一つと思われる。” (出典『オーストラリア概要』p138)

2015年に入っての新路線就航は前回記載の通りで、12月から新規で全日空(All Nippon Airways)が参入であったり、夏に伺えた話しでは新路線の出足好調といった情報もあり、上記文のトーンからだいぶ良化した状況と推測されます。

日本→オーストラリアとは対照的となっているオーストラリア→日本の(インバウンドの)状況は次回、触れます。

 


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