オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:オーストラリアの留学事情 ⑤

下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月9日付の記事を転記したものです。

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オーストラリアの留学事情 ⑤

” オーストラリアの高等教育は、ほとんど公立(国立、州立)である。質の高い教育を提供するために広い範囲から教員の募集をする。公募が前提になっている。

大学や高校で空ポストが出ると、新聞に広告を出す義務がある。日本の大学のようにいったん専任講師になれば、その後准教授、教授という将来が保障されているわけではない。

オーストラリアでは博士号を取り、研究成果を地道に論文で提出し、常に努力を惜しまず、公募される准教授や教授のポストに応募する努力をしなければ、いつになっても昇進しない。

逆に努力さえすれば年齢に関係なくキャリア・アップできる機会が多い。30歳代、40歳代の教授も珍しくない。(『豪州読本』No.3292、3301)

日本の教員採用制度に明るいわけではありませんが、一時は競争率が数十、百倍規模に達する狭き門で、その職に就くことが難関であったように記憶しています。

最近は自治体によって差異があるように仄聞していますが、人気の背景には採用後の待遇がある傾向を耳にしたことがあります。

専門性に加え、個性に応じた高度なコミュニーケーション術が求められるので、実情は日本でもオーストラリアでも厳しいのでは?と推量しますが、

生徒側からすると単にカリキュラムで規定された内容の伝授にとどまらず、先生自身も学び続けている姿勢から学べることも多いでしょう。

 


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