下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月20日付の記事を転記したものです。
ワルチング・マチルダ(Waltzing Matilda)
” Walting Matildaは国歌ではないが、オーストラリア人が最も親しみを持つ国民的な歌である。オーストラリアのスポーツチームなどが海外に行った時などにも、非公式な国歌扱いを受け、演奏されることが多い。
現在の国歌 “Advance Australia Fair”は1984年に制定されたが、年輩の人の中にはいまだにその歌詞を全部歌えない人もいるという。
しかし、”Waltzing Matilda”の歌詞を知らないオーストラリア人はひとりもいないだろう。
この題名は「matildaを背負って旅に出て」という意味で、matildaとは身の回り品を巻き込んだ毛布を指す。かつて、これを背負い職を求めて各地を渡り歩く労働者がいた。奥地の牧場や農場を渡り歩いたのである。
1930年ごろまでオーストラリア全土に見られたが、交通の発達などで現在ではほとんど見られなくなった。”(『オーストラリア英語辞典』p320-321)
YouTubeに音源がアップロードされていたので聴いてみました・・
Waltzing Matilda Animation Song
アメリカのC&W(カントリー・アンド・ウェスタン)調ですね。
オーストラリア滞在時に無意識的に聴いていたかもしれませんが、この歌のことは知らず。
映像を見ると悲しげなエンディングですが、長閑なところ(曲調)はオーストラリアのイメージと重なります。国歌に代わり得る存在であるのは、曲が醸す雰囲気も大きいですかね。