下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」12月25日付の記事を転記したものです。
クリスマス in オーストラリア Australia ②
” オーストラリアではクリスマスの数日前から年明けまえ長期の休暇に入ります。また、クリスマスの翌日の26日はボクシングデーと呼ばれ、祝日になっています。
ボクシングデーは中世のヨーロッパに起源を持つ、長い歴史を持った祝日なのです。クリスマスが終わり、教会に届いたプレゼントや寄付金を貧しい人々に分け与えていたことが始まりです。
このエピソードは若いオーストラリアの人々にはあまり知られておらず、ボクシングデーを「クリスマスプレゼントの箱を片付ける日」と思っている人が多いようです。
地球上には北半分にある陸、即ち国が多いため、どうしてもクリスマスを冬に迎える人口が多くなります。真夏にクリスマスを迎えるオーストラリア。
雪や暖炉の火はなくとも、夏服シーズンまっ最中といえども、やはりクリスマスはクリスマス。
キリスト教徒が6割以上を占める国でもありますから、ツリーやデコレーション、クリスマスセールなどでやはり街中は盛り上がります。基本的にオーストラリアでも家族、親族が揃って家で過ごす、というのがクリスマスの過ごし方。
ワインにローストビーフ、そしてデザートのプディングといったクリスマス料理を食し、ツリーの下に置かれたプレゼントを25日の朝一斉に開けるのが一大イベント。
かつてイギリスの植民地であったため、その文化が今も色濃く残っており、デザートのプディングはまさにそのものです。いわばイギリスでいうクリスマスケーキで、ひと月ほど冷暗所で熟成させるタイプのものです。”(出典「クリスマス大好き」)
日本とオーストラリアは時差はあっても2時間ですから、各家庭、順次プレゼントが開封されていっている状況ですね。
年頃的にプレゼントされる対象からは外れて久しいですが・・、昨日(イヴの)帰り道、通りかかったタイミングで聖イグナチオ教会のミサ開始時間と重なり、人でごった返す中、久々に教会の中に留まる時間を過ごしました。
いつもながらの華やいだクリスマスも好きですが、普段と違った厳かなクリスマスも、また印象的で良かったです。今年はクリスマスが金曜日なので、良い巡り合わせですね。