昨年(2015年)末に飛び込んできた訃報:Motorhead の Lemmyが亡くなったニュースが打電されて以来、
弔意を表す有名ミュージシャンのコメントやステージでトリヴュートの念からMotorhead(知り得る限り全て Ace of Spades)のナンバーが演奏されたり、その存在の大きさ、
何より名だたるミュージシャンに影響を与え、愛されてきたことを実感させられています。
演奏に関しては下記のLemmyが乗り移ったかの迫力(Vo & B は Chuck Garric ?)、雰囲気がよく出ていると思います。
Alice Cooper Band “Ace of Spades” live in Maui 12/31/2015
リスペクト部門?では、Foo Fighters のデイヴ・グロールがタトゥーを入れたニュースが「らしさ」溢れていて ^^
非公式でも映像が残され、シェアの時代
「今風だなぁ」と思ったのは、生前最後の映像が残されていて、すぐにシェアされていったこと。
公式画像ではないので、画質というよりは雰囲気を感じるものであると思いますが・・
Motorhead “Overkill” live in Berlin, Germany 12/11/2015
(リンクした)Overkill は、アンコールのエンディングを飾った曲になります。
感情移入しているところもあるかもしれませんが、自分が一番聴き込んだMotorhead のアルバム”No Sleep ‘til Hammersmith”とは
比較出来ないくらいの迫力にはなってしまっています。
が!それでも映像を見る限り、アリーナクラスでのショウと見られ、1万人程度は動員しているものと思われます。
亡くなる2週間前に、これだけのオーディエンスの熱気を受け止めてのパフォーマンスを披露したのですから文字通りの Rockerであったと言えるでしょう。
追悼コメントでもそのような内容が多かったと記憶していますが、生き様が示されたステージであったと。
Johnny Winterの場合
一昨年(2014年)になりますが、ミュージックシーンが失ったレジェンドの中に、
100万ドルのギターリストの異名を取った Johnny Winter:ジョニー・ウィンターが居ます。
Johnny Winterの場合、亡くなる2日前のステージが映像で残されています。
Johnny Winter’s Last Performance : Live in France 7/14/2014
共に、後世語り継がれるミュージシャンであることに議論の余地はないと思いますが、
最期の最期まで生き様を貫いた両名に、音楽にとどまらない生きることの本質を教えられた気がします。
今一度、一ファンとしてLemmyとJohnny Winterがこの世に遺してくれた功績に哀悼の念を表したいと思います。