昨年から日々オーストラリアについて勉強、発信(➡︎Facebookページ:オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所)するようになったこともあり、
ちらちらと頭の中で「見なくては・・」なんて思っていながら、上映時間165分の長尺に腰が引けていて
なかなかレンタル店で手が伸びなかった映画「オーストラリア」を、遂にといった感じで視聴。因みに、2016年最初の鑑賞作。
映画「オーストラリア」予告編
西部劇、ロマンス、そしてドキドキの展開
見始めて早々に作品への妙な先入観を覆され、「これ、面白そうだなぁ」と。
というのは設定がもろに自分が好きな西部劇で、話しの舞台がアメリカからオーストラリアに変わったくらい程度。
しかもトーンは、コミカルに ^^
但し、序盤の牧場から販売先まで慣れない手勢で牛の一群を運ぶロードムービーとして映画が終始するのかと思いきや・・
呆気なく、そのシーンはクローズとなり、また、時間軸が進行していくという展開。
そこに自分がインプットされていたロマンスの場面に差し掛かり、冗長と感じられる部分はあったものの
過度に描写されたとの印象はなく、長いながら製作陣の「大作」との意気込みとして捉えるようにしました。
オーストラリアの必然性は?
主役は何れもオーストラリア人のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン。
そこにオーストラリア先住民族のアボリジニの混血児を取り巻く形で人物関係が描かれ、
シナリオはフィクションとのことですが、話しのポイントには史実を絡めて、ストーリーが展開されていきます。
自分が好感を持った西部劇的フレーバーは前半3分の1程度で、全体としてはタイトルにされた「オーストラリア」の舞台設定にこだわった内容で
期待されたようなヒットに至らなかったとの認識ですが、オーストラリアに思い入れのある人たちにとって楽しめる一作と思います。他では、好きな俳優を楽しみにして見るなど。
オーストラリア、そして映画の良さを感じる一作
製作に関しての舞台裏については把握していませんが、ドラマが映画化され、165分に押し込まれたような印象もあり、
要はシーンはショットカットされた感で「本当はもっと長いんじゃないの?」の可能性も抱きましたが、
オーストラリアといっても、多くの人は辿り着けていないであろう、北部準州ノーザンテリトリーのダーウィンを舞台にしたヒューマンストーリー。
映画だからこそのスケール、世界観で、映画鑑賞を楽しめる1年としたいとの感覚を持たせてくれる作品でもありました。