今回は趣向を変えて、まず日曜の夜のBGMにピッタリなDavid Gilmour(PINK FLOYD)の曲紹介から。
The Blue
下記、ちょっと堅めの内容につき、BGM的にご活用下さいませ。
朝飯前のお約束
前回、今年のテーマはマーケティングと人生で起こる壮大な事の解明?だと書いたうち、今回は(前回)書いていない方のマーケティング。
1日の中の朝飯前の時間の有効性を実感している自分としては、この時間帯にエッセンスが凝縮されたCD(DVDの場合有り)を聞いて、
その時、大事に感じた事をノートに書き記していますが、そのおさらい。
卓越と奉仕が導く未来
聴講したのはアメリカのNo.1マーケッターのジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略」に関して・・
「自分の人生の目的は、他人の人生を豊かにする事」だと理解する事。つまり、利他的な行為がビジネスで優位性を築く事につながる。
ビジネスでは高い目的を維持する事が大事で、自分の経済的な豊かさといった次元に止めてはいけない。
ビジネスの世界では、あなたが他人と決定的に違う事が顧客のメリットにつながり、自分に対して自信を持つ事。
クライアントの視点に立って、どのような得があるのかを明確に示す。多くの人はクライアントの恋人になるのではなく、会社や(自分の会社の)商品と恋に落ちてしまう。
クライアントの殆どは戦略ではなく、解決法ばかり求めているが、戦略(コンセプト)に沿った商品が売れる事はあっても、営業力だけで売れる事はない。
(自分の)卓越性を発揮する事で、もっと人生を楽しむ事を心掛ける。
抽象的理解を高める事で、汎用性は広がる
ざっと一読すると、何もビジネスの世界に限定された内容でない事と感じます。
先日、参加した池松耕次さんのセミナーに登壇された認知科学の分野で深い知見をお持ちの山本雄一郎さんが
スキル、ノウハウを求めているうちは効果の持続を期待出来ないといったお話をされており、
>> 池松耕次さんフォローアップその弐:アンソニー・ロビンズと認知科学 <<
その際は「学びの場に出ても、なぜ人は変われないのか」というテーマで
変わるためには未知の領域に対して行動していく事で臨場感が高まり、脳が現実と認識、それに現実を合わせようとする。
と、もう一点、スキル、ノウハウの上位概念の人間の原理原則をもっと抽象的の高いところから俯瞰的に捉える事が必要とのお話しで
今回のジェイ・エイブラハムの話しも抽象度の領域に踏み込んだ世界と解釈していますが、
ビジネスでも「自分の持っている(望まれるのは他の人に出来ない)資源を使って、如何に相手を豊かに出来るか」というところに焦点を合わせられるかに尽きる、との朝飯前の一時の学びでありました。
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