昨年(2015年)11月に幕張メッセで開催された Ozzfest で健在ぶりを見せつけてくれたOzzy Osbourne:オジー・オズボーン.-
2016年は、BLACK SABBATH で締め括りとみられる THE END TOURが、
1月20日のオマハ公演から火蓋が切られたものの
Black Sabbath “Black Sabbath part 1” Omaha NE 1/20/2016
1月30日の(カナダ・)エドモントン公演からOzzyの体調不良により、3公演が延期(2月4日現在)となり
状態が案じられるところ。
症状として記載されている ” extreme sinusitis ” を和訳すると「強度の副鼻腔炎」となり、ステージに影響しても生命に関わるものではなさそうなと楽観していますが。
息子に語る Ozzy Osbourne の足跡
そのような状況下、今回、取り上げようと思ったのは、Ozzyが息子Jackと対談形式で様々な質問に回答しているインタヴュー。
延べ20分の映像が、3本に分けて公開されています。
インタビュアーは息子ジャック オジー・オズボーンに色々訊く①
” 20、30歳代は色々やったが、66歳の今が一番幸せだ。”(収録は2014年である模様)
” ミュージシャンになったことに後悔はない、最高の選択だ。”
” あれこれ指図されても、俺は絶対に従わない。規則通りの演奏はしない。俺は観客を楽しませたいだけだ。”
といったところにOzzyらしさ、生き様のカッコ良さが伝わってきます。なお、和訳は正確に書き取っていませんので念のため。
インタビュアーは息子ジャック オジー・オズボーンに色々訊く②
成功したバンドを飛び出してソロでも成功した数少ないミュージシャンとなったことに秘訣を問われ、 “常により良い音楽を作っていこうとする姿勢。自分の作った音楽に対して批判的であること”
更に、楽器、音楽の知識、作詞も出来ないことを吐露しており、そんな中で「唯一の強みがメロディを引き出すこと」であったと。
また、” 人生は後悔の連続ながら、それを乗り越えられるか否か “といった人生論も印象的です。
インタビュアーは息子ジャック オジー・オズボーンに色々訊く③
ソロ活動での右腕となったRandy Rhoads:ランディーローズや
Zakk Wylde:ザック・ワイルドと出逢いのエピソード
も興味深かったですが、
” 音楽がなければ自殺していた ”
の一言も印象的で、人生のすべてを音楽に傾けた裏返しとも言えるでしょう。
息子だからこその打ち解けたレアな距離感
メディアでもなく、業界の専門家でもなく、家族/息子だからこそ親として伝えたいこともあったのでは?
と、推量させられる興味深いインタヴューでしたが、
Ozzy伝説は、未だ道半ばと、まず何より病気の快方を願うところです。Get Well Soon, Ozzy.-