前日に、買ってきたばかりの『イメージは物質化する』を読み始め。
>> 本を買う時、中古でも気にしないタイプですか? <<
目を通したところは「推薦のことば」「監訳者まえがき」「序文」。
「成功は、既にあるものをアレンジする」ことで得られる
「推薦のことば」は、元ブッシュ大統領特別補佐官ダグ・ウィードさんの執筆で
著者のボブ・プロクターを・・
“アンソニー・ロビンズが自己啓発のマスターであるとするならば、ボブ・プロクターは思考の師” (p1)
と紹介。本書の概略を・・
“成功とは必ずしもゼロから創り出すものではなく、すでにあるものを手にして、それらをアレンジするだけでよいという事実に目を開かせてくれます。” (p1)
と説明。
成功のバイブル『思考は現実化する』を読んで成功出来なかった人たちへの援護射撃
続いて「監訳者まえがき」は岩元貴久さん。成功哲学書のバイブルとも称される『思考は現実化する』を読んで
“本に書いてあることを実践すれば、自分の経済状態がずっと改善され、自分が望んでいる成功を実現できると知りながら、それをしていない” (p5)
岩元さんは、その事に対して二つの点を指摘されていて、
“一つは、実は成功を心から願っているわけではないということ。・・中略・・二つ目の理由は、本に書いてある内容が、真の意味で腑に落ちていないから” (p6)
であるとして、本書を
“『思考は現実化する』をはじめ、世の中にあるすべての成功哲学書にこれまで欠けていた部分を補足しているのが特徴” (p7)
と説明。読了した時点で
” 読者が、「なるほど、やっぱりそうだ。そうなんだね」とうなり、「自分にもできる!」と確信し、「よーし、まずはこれからはじめよう」”とやるべきことが明確になる本を書き上げた” (p7)
と紹介。なお、amazonのレヴューでも複数の方が書かれており、著者のボブ・プロクターが日本の読者に寄せた「ボブから日本の読者へ」の中へで言及していますが
” 本書に書いてある考え・知恵について、どうぞ納得いくまで何度も繰り返し読んでください。そして理解したら、本書で提示していることをぜひ実行に移してください。” (p8)
と一読しただけでは十分でない事は、注意書き的に記されています。
行動する事こそ「なりたい」を引き寄せるすべて
で、ここから著者のボブ・プロクターのパートとなり、冒頭に「序文」。
” 人は誰でも本来豊かな存在です。ただ、多くの人が一時的にお金が少々足りない状態にあるというだけのこと。” (p10)
と、本のサブタイトルが「富」を無限に引き寄せる10法則 となっているだけに、のっけからお金に関する話題ですが、
経済的な苦境は、多くの人にとって直面する一般的な事象とあると定義。
” 本書の目的は、現在のあなたの状態と、あなたが望む状態との橋渡しをすることです。” (p10)
であるとして
” 人生はいわばルービックキューブのようなもの。必要なパーツと色は、実は最初から揃っています。ただ問題は、それらを正しく組み合わせる作業がわずらわしく、永遠に続くかのように思えてしまうことです。どんなにがんばっても、最後の一つ二つがどうしても揃ってくれないような気がしてしまうものです。” (p10-11)
経済的な困窮の解決を宝くじを買う人たちに向けて・・
” 人生の真の喜びは、誰かから富がもたらされることではなく、自ら行動することで富を得ることであることを知らないようです。何の努力もなく手にした富によって、真の喜びを得ることはできないのです。”(p11)
” 真理を悟るとき、自分の望みをすべて実現する力が、実はすでにあなたには備わっているのだと気づきます。” (p11)
本書を読むに当たって・・
” 大事なのは、本書の考えを正しく理解し、実践することです。それはあなた自身が試すことを意味します。” (p13)
” あなたが人生において手に入れるものは、物質的なものであれ、精神的なものであれ、能力ではなく、あなたの行動によって結果がもたらされるということです。” (p13-14)
と「内容の理解」と並んで「行動する事の絶対性」に言及。ここを起点に、285ページ(+行動)の興味深い旅路です。