心の目で見るものが現実になると知るビジョナリーパーソンの時代:『イメージは物質化する』その参

3日連続で『イメージは物質化する』。本日は、「第5の法則」から「第8の法則」まで。

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第5の法則

「期待する」と題され、今までのところで・・

” 望んでいるすばらしいものをすでに手に入れた自分(心の中で裕福であることを)イメージする事の重要性 “

について記しましたが、そうすると、心が本来在るべき状態の「豊かさ」が宿る事になる。

この状態が整った状態で、望むものを実現するのに必要なのは二つ・・

1.願望(=その実現を求めていながらも、まだそのための行動をしていないために、実現していない状態のこと)と、2.期待

この部分、エンジンとガソリンの関係と捉えると理解が進みますかね。願望を抱いただけで目標が達成される事はなく、

” 望んでいるものが手に入ることを期待しないかぎり、それは実現しません。” (p137)

” 根拠などなくても実現するという思い(期待)がなければ、願望はただの夢に終わってしまいます。” (p138)

つまり、

” 一見、前向きな願望を抱いていると同時に、うまくいかないのではないか?うまくいかなかったらどうしようといった考えを抱くため、目標を達成できずに終わることが多いのです。” (p138)

願望は強く、しっかり抱く事。裏返しで、移ろいやすい特徴を持つ事が、経験談的にも分かります(笑)

ここで、重要なことは・・

” 真実は目に見えるものがすべてではないということも、覚えておいてください。” (p140)

↑ この言葉は強烈ですね。特に未来を既知の事実として捉える習慣を持っている人は稀有であろうと。

” 現代の人は、「目に見えるものがすべて」という考えの下、五感で知覚できるものだけを信じる傾向にあります。しかし、一部のビジョナリーパーソンたちは、「心の目で見るものが現実になる」という原則に気づいています。”  (p151)

visionary

ここで、注意点。

” 願望は、あなたを夢の方向へと突き動かす原動力であり、確信した期待は夢をあなたのほうに引き寄せる力をとなります。” (p142)

この段階で、いわゆる「引き寄せの法則」が登場。

” イメージが現実になるには一定の期間が必要だということ。なぜ、一定期間が必要とするかといえば、それが「生命の法則」だから ” (p142)

” 生命の法則には、すべての種子が顕現するのに懐胎期間を必要とすることが定められています。” (p142)

脳があるべき状態にセットされたら、維持と忍耐力が必要になってくるという事で、ここが正念場ですね。

第6の法則

「振動と誘引の法則」との標題から、まず「振動の法則」についての説明があり、

” あらゆるものが振動しているか運動しており、じっとしているものはないとされます。” (p160)

この事が何を意味するかというと・・

” わたしたちは人のタイプを大きく二つに分けて考える傾向があります。その人にとって ①プラスになることを考える楽観主義者 ②マイナス思考の悲観主義者 ・・中略・・ 前向きな人の周りには、同じくプラス思考のの人たちが集まってきます。・・中略・・ 悲観的な人の周りには、マイナス思考の人が集い、彼らはお互いに傷をなめ合ってしまうのです。” (p162-163)

つまり、人もそれぞれ振動していて、似た振動を起こしている人を身近に引き寄せているのだと。

telepathy

次の言葉は自分でまだ租借出来ていませんが、

” 振動の法則によると、自ら自覚して変わろうとすれば、そのきっかけとなる気づきが起こる。” (p164)

ことは留意事項になるとの事です。と同時に、振動の発信源は自分である事も忘れてはならない点であると。

で、ここから高度ですが、

” あなたが欲しいものを手に入れるためには、その望んでいる状態の振動に、自分の振動を同調させること ” (p176)

この状態が、願望が叶う状態を表すようで、多かれ少なかれ我々が(無意識のうちに)行っていた事のようです。

章のまとめでは・・

” 偶然に起きることなど一つもありません。あなたが心に抱いたイメージは、それに誘引の法則(世に言う、引き寄せの法則)が働き、その実現に必要なものを引き寄せます。 ”

” あなたが望んでいるものは、すべてあなたの周りに存在しています。ただし、それと調和できるかどうかはあなた次第です。心に不足感や限界を感じていては、当然ながら繁栄と調和することはできません。あなたは絶えず何かに引き寄せられています。 ” (p182)

Albert-Einstein-Energy

と、心の向かう先が前向きなものであるか、後ろ向きであるか、ここに大きな分かれ目があるということですね。

第7の法則

タイトルは「リスクを冒す」。

” リスクを一度も負っていない成功者はいない “

の見出しに始まり、思考の在り様として

” 「もし……になってしまったら……」と考えるのではなく、「こうしていく」という考えを前面に押し出していくこと ” (p187)

” 自分のやりたいことをどのように行うか ” /  ” それらの実現には、それなりのリスクもあります。しかしながら、そのための第一歩を踏み出しさえすれば、必ずそれを達成できる大きな流れに乗ることになります。”

” リスクを冒すことに慣れてくれば、あなたはこれまで気づくことのなかった自分の隠れた驚くべき才能があることを知ることになります。”

=(イコール)

” あなたの中に眠る本来の能力を発揮するためには、そうしたリスクを負って行動する経験が必要なのです。リスクを負わずに、あなたが心から達成感を感じる成功などありえないということを知ってください。石橋を叩いて渡っているかぎり、退屈で面白みのない人生が延々と続くということも、また知っておいてほしい。” (p188)

なお、

” リスクを冒すとは、勇気を持って行動することであり、勇気を持って行動することは、無謀な行為とは違います。” (p196)

” 誰もが、心の奥底にすばらしいことや成功のイメージやアイデアを持っているものです。” (p206)

“(あなたはその夢を実現できます。 ・・中略・・ そのためには)それなりに思い切った行動をしなければいけません。・・中略・・自分がしたいことや手に入れたいもの、なりたいものを紙に書き出すことで、それは可能になります。”(p206-207)

” 心に抱いている願望を、できるだけ詳細に、現在それが実現しているかのように書いてください。将来の「計画」ではなく、今起こっていることとして書くのがポイントです。” (p207)

章の結びでは、紙の真ん中に、まっすぐ縦に線を引いて、左側にマイナス、右側にプラスを書いて、

それぞれに夢を追い求めて失敗した場合の最悪の場合と、夢を達成したことによるメリットを記載した「夢のバランスシート」の記載が推奨されていますが、

章の中では「リスクを冒した」人たちについての共通項が指摘されており、

” 不安を抱いていたにもかかわらず、それに負けずに行動した ” / ” 状況を慎重に分析し、準備を整えたうえで、成功のイメージを心に抱きつつ不安を乗り越えて行動する人は、真の意味でリスクを冒した人であるといえ ・・中略・・ このような人が失敗することはほとんどありません。たとえ失敗した場合でも、彼らはすぐに立ち直って再びチャレンジすることでしょう。”

” リスクを冒すことのできる人は、創造性あふれるワクワクする人生を送ることになります。そしてそれこそが、わたしたちの本来の生き方なのです。” (p203)

とあり、分析(=マーケティング)に、然るべき準備が成されれば、もはやそれはその人にとってリスクではないのでしょうね。

リスクが別の言葉(チャンス?)になる瞬間が見えるのでしょうね。この辺りで、力尽きたので(笑)第8の法則以降から最後までは、次回に!

 


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