桑田 恭 のすべての投稿

お友達数150人を超せるか、ダンパー数に挑戦した人の物語

 

先日(2/12)、「無価値から価値を放つメトカルフェの法則からダンパー数の手前まで」なる自分らしからぬ?エントリーをして、

ダンパー数に続きがあるかの如くの表記なので、ダンパー数に関して。

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お友達数150人を上限とするダンパー数とは?

ダンパー数とは、「霊長類はだいたい150人前後の人間関係が限度」とするもので、例として・・

  • 中小企業の場合、従業員150人程度が限界で、これ以上社員が増えると、社長は従業員一人一人の面倒を見れなくなり、企業がこれ以上成長するには優秀な中間管理職が必要となる。
  • 戦争ドラマの中(バンド・オブ・ブラザース)で、優秀な現場指揮官であった中隊長が大隊長になった途端、書類仕事に忙殺される様子が描写されていた。
  • 軍艦でも、艦艇の乗組員は150人程度。この程度であれば、艦長は水兵たちの仕事を把握。
  • 古代ローマ軍では、「100人隊長」が現場指揮官であった事が強さの秘訣であったとされている。

上記は「非番のエンジニア」さんのご記載を引用させて頂きました。項目の締めでは、SNSで友人が何百人いても、本当の知り合いは200人程度の記載がみられます。

 

Facebook友達全員にメッセージを送ろうとの試みの結末

で、リンク先の「WIRED」を辿ると、Facebookで2,000人のお友達を有するコラムの主人公(リック・ラックス)が、ダンパー数理論を覆そうと

2,000人超のお友達全員にメッセージを送る試みにチャレンジした様子が記されています。

なお、本コラムでのダンパー数の定義は・・「安定した関係を維持できる個体数の認知的上限は平均約150人(100-230人)とするもの」

で、ラックスさんの試みはAからアルファベット順に始めたそうですが、Aの中で既に多くの「お友達」の記憶が無かった事に加え、

メッセージを受け取った多くが困惑の反応(返信しないお友達に、あなたは誰?との反応を示したお友達)を示したとの事。

B、Cに移行した時には、亡くなっている方や身内に不幸があった事実に気付かされ、やがて、J に到達した時点で挫折を迎える結果に。その時点のアプローチ数は、1,000人程度であったそうな。

結果、ラックスさんの試みはダンパー数を裏付けるものになったと告白。

「社会的ネットワークの拡大に努めても、多くは交友関係の維持にとどまり、この場合の上限は200人を切る」との見立て。

 

何となく始め、覚え、慣れていくSNS

WIREDのコラムでは、本当の「お友達」は少ないとの結論で、この指摘は、誰しも異論無きと思います。

確かに我を振り返っても、「お友達」から返事が来ない事は、SNS外でよりSNS(主に、Facebook)での可能性が高いように思いますし、

オンラインからオフラインへの移行の機会を模索しても、オンラインを超えられない場合も少なくないように実感しています。

SNSをやっていなくても、何となく連絡を取り合っている関係(=身近に感じる)というのはあるわけで

SNSの世界にログインして交遊関係維持に努めている自分は否定出来ませんが、今回のダンパー数に関する学びを通じて、

今一度、とかく数に翻弄される(お友達・・、いいね!・・)SNSの世界から、交友関係に心を通わせる有り様、

自分の軟着陸の地点を模索してみる契機になりました。

landings-airplane

 

アンソニー・ロビンズが定義する「夢」

 

東京発山梨応援隊募集

今回は、まずお知らせを。

山梨県在住の友人から東京発の雪害除去へ向けたボランティアツアーがあるとの事。但し、十分な反応が得られず、催行可能な水準に達していない状況で、お力添え出来る方がいらっしゃればとの依頼がありました。

ご支援可能な方は、>> REvive Japan << ご一報下さい。

アンソニー・ロビンス?!

世界No.1コーチことアンソニー・ロビンズの名前は、面識のある知人がオーストラリアに出向いて、手解きを受けた後、

彼の教えを広めるべく、ファシリテーターになったという人が遠くないところに居たり。

映画の「ゼロ・ダーク・サーティ」で、特殊部隊がビン・ラディン宅へ向かう機内で、

アンソニー・ロビンズのテープを聞いてモチベーションを高めるシーンがあって、

名前程度は知っていたという次元。昨秋、Facebook広告でセミナー情報が流れてきた際は

告知間もない状況ながら約100万のVIP席が売り切れとなって、国内での人気も思い知らされました。

なぜか突如やってきた プチ アンソニー・ロビンズ デー

その程度の距離感でしたが、今日になって再びFacebookでセミナーのお知らせであったり

「申し込んだ」という人の投稿に触れ・・ 一体どうなんだろう?との好奇心が掻き立てられ、youtubeに行ってみました。

才能を使って、実現させていく「夢」

何か日本語訳されたものはないかなと、検索出来たのは4部に分かれ、日本の方が解説を加えられているもの。

その中で3本目は「夢」について語られており、内容に興味深かったので、幾つかアンソニー語録(訳)を書き取ってみました。

  • 私たちが抱える真の問題は、他の誰かの夢を自分の夢だと思ってしまうこと
  • (各人で大事なのは)世の中に与えるためのギフトをどうやって見付けるかという事
  • あなたにとって意義あるギフトは何か見付けること
  • あなたが天から与えられたギフトで世の中にどのような貢献が出来るだろうか?
  • あなたのギフトを見付けて毎日をそれを強化し、より磨きをかけ、愛し利他の心を持つ
  • あなたを成功させる事と、あなたの心を満たすことは全く別物かもしれない ⇒ アンソニー・ロビンズは「成功しても心が満たされない状態のことを「失敗」と定義している
  • 意味付けによって人生の全てが形付けられる。そのために良い質問をしたり、より良い答えを見出さないといけない⇩上記の道しるべを経て・・

 『汝自身になりなさい』

ってな具合に要約してみました。

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描き、従うのは、自分自身の「夢」

「自分に適切な質問をする事の重要性」及び「自分の人生を生きろ」は、神田昌典さんも語られていた事で

理解を深める事になりました。今回の動画で「なるほどなぁ」と感じたのは

1.人は、他人の夢を自分の夢と思い込んでいる事(ときにそれに苦しめられる)

2.成功する事と、心が満たされる事は別ものであるかもしれないという事

2.に関しては、直接的であれ、間接的であれ、何人もの人からその心情を聞かされていて

自分が望むべく「心」の状態を描けるのは・・

“自分で夢を描いて >> 授かった才能を使って >> 貢献していく”
事に収斂させてみました。

 

アイルトン・セナが亡くなって、今年で20年になるのか

 

スポーツに関するエントリーが続いたので、もう一つ。

かつてのF1ブームを牽引した アイルトン・セナ。その人気は日本や本国ブラジルをはじめ全世界的と思いますが

神格化された日本には掘り出し物も多いようで「何か面白いのあったら」と頼まれ事をされており

F1関連のお店を見付けると、つい「ふらっ」と立ち寄る習性が。先日、そんな経緯から出会った1冊のパンフレット。

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イモラ,  1994

写真を見て直感された方は、歴としたF1通と思いますが、アイルトン・セナが最期を迎える事となってしまったレース。

当時の瞬間は、自分は出先からの帰宅後、TVのスイッチを入れた時には、事故が起きてしまっていて

アナウンサーが興奮気味に話している様子と、写される画面はストップモーションかの如くで、そのコントラストが鮮明に記憶に残っていますが

聞けば、本パンフレットは事故を受けて回収となったものの一冊で、誰も中を開封した事がないというモノ。

 

込められた歴史

ストレングスファインダー(*)の5項目のうちの1つが収集心である自分にとっては・・

*(ストレングスファインダー)180問の質問に答えた後に示される5つの資質(幾つかの似たような才能の集まり)。そのままでは、まだ“強み”ではなく、“強みのもと”。その人が “無意識に繰り返す思 考、感情、行動のパターン”

 

・・こういうストーリーが込められた逸品に弱く、本来は中を開いて楽しむものなのに、

開かれなかった(開かれない)事に、そのモノの歴史が込められているという、さながらF1の世界の玉手箱を感じさせられました。

 

1994-2014

今、本記事のアドレスを打ち込んでいて気付かされましたが、(5月を迎えると)あの件から20年になるんですね。

Rest In Peace,  Ayrton Senna ー

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ヤンキースに入ったマー君も凄いが、実はもっと凄いかもヤンキース加藤豪将

今まで一度だけ語られた紳介さんが直に語ったサクセスストーリー

島田紳介さんが絶頂期にあった時、NSC(吉本総合芸能学院)で若手向けに

如何にして、綿密な計算のもとに当時の地位を築き上げたかを講演しているDVDが世に出され

「世間一般の人にも通じる学び」として一部で話題を集めましたが、その中で紳介さんが種明かししたくなかったテクニックの一つとして

野球好きと聞かれて「清原(PL学園⇒西武ライオンズ他)と答えているようじゃダメだと」

紳介さんの回答例は(当時)阪神の赤松(現在は広島)で、赤松に関するエピソードを披露されていたかと記憶していますが

要は人に如何にして耳を傾けて貰えるかという事。「清原」でなく「赤松」と答え、そのワケを回答した事で

相手(多分に視聴者)にも「やっぱり紳介さん詳しいな」との印象が残るものと計算が働いての事。

実際はそれほどの思入れはなく、恐らくお立場柄ニュースから芸能ネタまで、あらゆる事に携われるようの配慮と思います。

ニューヨーク・ヤンキースで注目するのは マー君(田中将大投手)だけで無かった

話しは一旦変わって・・ 先日、アメリカ人より先日ニューヨーク・ヤンキースに入団を果たした「(マー君こと)田中将大投手のベースボールカードを探して欲しい」とのリクエストがあり

数日、カードを扱うショップに出入りしてました。そこで、店主の方と雑談になり、アメリカからも業者がマー君のカードの買い付けに来ているとの事。

契約金の凄まじさ(=7年162億円)も手伝ってか、カード相場の注目度の2位になっているそうな。

で、意外だったのは3位(か4位)に、昨年のヤンキースからドラフト2位を指名を受けた加藤豪将(Gosuke Katou)選手であった事。

ドラフト後であったり、イチロー選手との2ショット写真など、瞬間的に話題になりましたが、本国では高い関心を集めているようです。

Ichiro+Suzuki+Gosuke+Katoh+New+York+Yankees+y3kOLJ-BBaBl

日本では知られてなかったが、アメリカでは燦然と輝くキャリア

そこで、ちょろっと加藤選手について wikipedia で調べてみました・・

・アメリカ生まれ。3歳の時(1998年)に一旦、日本での生活が始まるも、2年後から再びアメリカの地で生活。

・2002年にシアトルでイチロー(選手)の試合を観戦した事から憧れの念を抱き、右打ちから左打ちに転向。

・高校在籍時、打率.411、25本塁打、114打点で、ルイスビルスラッガー社の選ぶ全米ファーストーム、ローリング社の全米セカンドチームなどに選手。

・高校卒業後、UCLAへの進学が決まっていたものの、6月にニューヨーク・ヤンキースから2巡目での指名(全体66番目)を受け、同月約85万ドルの契約金で契約。

・まず、ルーキー級のリーグで開幕戦にホームラン。シーズン50試合を通じては、打率.310、リーグタイの11本塁打、25打点の成績を残し・・ ベースボールアメリカ社選手のベストナイン及びヤンキースの来季有望株トップ10に選出。

と、ここまでの略歴を振り返ると着実に進化を遂げている様子で、アメリカで注目を浴びる事もよく分かります。現在、まだ20歳。

そんなんで、ベースボールカードコレクターではないものの、私の手元に下記のカードが(笑)

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アメリカで注目を集めている模様のカード。サイン入りで、何袋かのうちの一つに入っている「当たり」みたいなもののようです。今、ヤフオクでも、さほど高い値段でなく入手出来るみたいです。(←購入を勧めているのではありません) 

こういったものを持っていると俄然、本人を応援したくなる気持ちが強くなるんですよね・・

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ベースボールカードで高値が付きやすいルーキーカードでなく、ドラフト指名を受けて発行されたカード。最初の公式物ですね。

ジーターの後継に、生涯ヤンキースでキャリアを貫くスーパースターの道もある!

故伊良部投手や松井選手が、他のメジューリーグのどの球団でなくヤンキースに憧れて、日本で圧倒的な実績を残して海を渡っていきましたが

そのヤンキースから高くポテンシャルを評価されて、上手くキャリアップ出来れば、今シーズン限りで現役引退を表明したデレック・ジーター選手のように

生涯ニューヨーク・ヤンキース(ex.ルー・ゲーリック、ジョー・ディマジオ)の選手としてキャリアを全う出来る事も起こり得るという夢の広がる状況です。

日本での注目度は私がそうであったように、まだまだですが、こんな選手、今まで居なかったぞ!という素晴らしく夢のあるアスリート  Gosuke Katou / 加藤豪将

マー君語ってもらったら、加藤豪将で返しましょう!

で、冒頭の島田紳介さんの話しに戻すと、今季、マー君の一挙手一投足に注目が集まるのは確実な状況ですが

そんな場面で、身近でこの話題が出たら「実は、ヤンキースにマー君、イチロー、黒田以外で、もう一人凄い選手居るの知ってる?」ってやってみたいなぁと ^^

日本人の誰しもが、既にマー君が凄い事は知っているわけですから、

こちらをお読み頂いてる皆さんも、マー君のことではクールに受け流して、「実は・・」と(笑)

上記、wiki情報を頭の片隅に入れておくだけで、ちょっとした野球の目利きと目されるものと思いまーす。長文、有難うございました(ペコリ)

 

原田雅彦伝説 : 冬季オリンピックと私

 

ソチ五輪は佳境からフィナーレへ

フィギュアスケートで羽生選手が金メダルを取り出したあたりから、盛り上がりも最高潮に達した感ですが

個人では遠目に結果を仕入れているという状況。

そんな中、先週末はアイスホッケー男子のフェイスオフ(=試合開始)の時間にタイミングを合わせ、アメリカ対ロシア戦を。

 

アイスホッケーと私

見始めているうちに、重苦しさのような感覚が首をもたげてきて、その正体は何だろうと・・

アイスホッケーは高校生の頃からアイスアリーナに見に行くなど熱を高め、やがて自分にが出した答えで「アイスホッケー語るなら(モントリオール)カナディアンズでしょ!」と

2007年には単身、モントリオールまで試合を見に行ったりもしたという個人的こだわり。で、考えたのは・・

“1.スケート靴履きながら移動するので他の球技(アイスホッケーを球技と定義する事と別ですが)と異なり

攻守の切り替えのスーピーディーさから、一気に見せ場となるものの、なかなかゴールとならない(=気分の上げ下げが激しい)”

“2.また、アイスホッケーをアイスアリーナに見に行くようになった頃、王子製紙(常勝チーム)好きの同級生と一緒に見に行っていましたが

国土計画(下位チーム取りこぼしもする盤石でない2位)を応援していて、恐らくその戦績が散々であったというトラウマ(苦笑)”

プロ野球でいう巨人ー阪神戦みたいなカードでしたが、「自分が見に行った時、国土が勝った時ってあったのかなぁ・・」という程に ーー;

 

そんなこんな話しをアメリカ対ロシア戦に話しを戻すと、自分が熱かった頃の選手は殆ど引退してしまい、選手名分からずとも、

両軍オールプロで固められた自国開催で久々の金メダル奪還に燃えるロシアと、アメリカ4大スポーツの一つ NHL の主戦場で

国際大会の戦績輝くアメリカの対戦にしばし見入っておりました。

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冬季オリンピック全体に枠を広げると、脳裏に焼き付いているシーンがあって

長野オリンピックでスキーのジャンプ団体戦で日本金メダル取る直前、最後の舩木選手が滑走に入る前に

ジャンプを終えた原田雅彦選手が、ジャンプ台下、観客が見守る一群の手前から「ふなきぃ〜」と声にならないようなか細い声で祈りを贈ったシーン(映像3:24 箇所)

 

原田選手、長野の前の開催のリレハンメルで、通常のパフォーマンスが発揮出来れば・・金メダルというところ

踏切のタイミングを誤り、あと6.5mというところで金を逃してしまい、全責任を一人で背負う事になってしまった経緯があって迎え、

更にこの日も一本目が低調で四年前の悪夢再現かという状況、起死回生のジャンプを経て、前回と同じ立場に挑んだ後輩に思いを託した場面でした。

 

最後、当時エースとして君臨していた舩木選手がビシっと決めて、歓喜の瞬間を迎える事になりましたが

スポーツにドラマ性を求める自分としては、これ以上ないほどの筋書きで、どんなシーンを迎える事になっても、これを上回る事はないのではという私的永遠に1シーンでした。

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■私的レジェンド ^^ 原田雅彦さんの色紙

 

因みにこのシーンは、本でも二宮清純さんが見事に当時の状況を簡潔に再現されていますね。

勝敗を超えた次元のドラマを

そのジャンプの団体戦を含め、特に女子フィギュアスケートの浅田真央選手に向けられる視線は尋常でないと思いますが

勝負とは一線を画したところで素晴らしいドラマが刻まれますように。

後日、ノンフィクション小説とかNHK特集あたりで舞台裏にシビレたし(笑)

高橋慶彦に会えたのが嬉し過ぎた

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千載一遇の機会到来

数年前に縁あって、小学生時分の憧れのプロ野球選手、広島カープ在籍時の高橋慶彦実使用と聞かされ、入手したグローブ。

入手時は入手元に、入手経緯であったり、他の所有物を見せられたり、自分で調べたりして、「多分、大丈夫」なんて漠然とした確信を持っていました。

そこから数年の時が流れ、1週間程前にFacebookの自分のニュースフィードに流れてきた情報で・・

高橋慶彦が書籍刊行記念のサイン会を東京で開く旨の情報を入手。

「これはグローブの身元を確認するを千載一遇のチャンス到来!」とばかり、

整理券の確保も叶ったので、日曜日、喜び勇んで会場となる八重洲ブックセンターへ行ってきました。

 

まずは、会の進行模様を把握

書店で開かれるサイン会は何度なく参加していましたが、今回は200名という、恐らく今までで最大規模。

「こういうのは最後(=200番目)が狙い目なんだよなぁ」とレジで書籍の購入と整理券を入手したものの

暫く列に並ばず、会の進行を見守っていたところ写真は撮れないものの、会話は気軽に応じてくれる様子。

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後方の人に「ちょっと邪魔だ」と肩を叩かれた事もあり、踏ん切りつけて・・ 最後尾を目指すと、さすがに200人規模の長蛇の列。

 

決定的瞬間を待つ贅沢な時の流れ

Facebookで普段やらない実況中継をするなど、ドキドキしながら順番を待ち、時間の経過は恐らく20分程度。

再び、本人を視界に捉え、「いよいよだな」とグローブを小脇に抱えるなどスタンバイ。

・・すると、前の前の人が本人との写真撮影を行っており、「何だ、大丈夫じゃん」と、

即座、見ず知らずの後ろの女性に「ちょっと撮って貰ってもいいですか?」と今にして思えば、かなり強引だったか(苦笑)

 

いよいよ順番だ!

前の方が去られ、スタッフの方に「(為書きは)名前と苗字どちらかにして下さい」と聞かれた後、

本人に本が手渡り、サインが入る。終わって即「(写真)1枚いいですか?」と尋ねれば、すぐに応諾。

段取り通り、後ろに女性に取り直しを含め計2枚。パシャリ(!)

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この辺りから記憶が飛び始めましたが、我を失わず・・

私「これ、慶彦さんのグローブです」

慶彦さん「おぉ、HATAKEYAMA」といい感じのご反応。

私「ホンモノですか?」と尋ねれば・・

慶彦さん「ホンモノです、ホンモノです」と2回に渡るお墨付き!

ふぅ〜 入手した当初は想像もしてなかったけど「こんな機会って巡ってくるんだなぁ」と

 

さて本を回収してとか、立ち去る準備に入ると

慶彦さん「僕が欲しいくらいですもん。今、僕も無いですもん」

と、ちょっとグローブに愛着を増すコメントも頂き、ほのかに上気した感じで自分のサイン会は終了。

おっと、ここで立ち去っては失礼と・・ 撮影頂いた女性の方の写真2枚のカメラマンをこなし、余韻に浸りながら会の終了を見届けて退店。

 

いつか叶った夢

幼少の頃、夢は何でも叶えられると信じられた頃も、俊足であったり、闘争心が前面に出たプレースタイルであったり

高橋慶彦みたいな野球選手にはなれないと分かっていたものの

憧れの眼差しで、テレビの向こう側や野球場の客席遠くから視線を送っていたり、自室にポスターを掲げていた選手に

直に接する機会を得られて、心はすっかり野球少年の頃に引き戻されていました。

最寄り駅の東京駅に至る道中、「そういえば(他の人たちがしていた)握手してなかったな」と・・

 

「1万円起業」に学ぶ 起業の心得え

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昨日、取り上げた「ゼロ秒思考」に次ぐ、kindle購入第2作の読み物は「1万円起業」。

書店で手に取って興味を持って、amazonに検索すれば紙に比べて70%程度の価格であったので、お得感もあって購入。

 

 

事例 とマインドセット(心得え)の掛け算が醸す起業へのリアリティ

もっとも手に取った後、試しにのぞいてみた amazon の書評で、ちょっとネガティヴな評価もあって、ためらったところもあったものの

読み始めると、本書で定義されているマイクロビジネス:資本無し、アイディア一つで起業が成されていった事例

“紹介例:マイルを貯めたものの使い方を心得ていないビジネスマンのために、

要望に応じてマイルを使っていく代行業アレンジで、年収750万を得た事例”

もリアリティを創出する意味で欠かせないですが、数多の起業本と違いを感じるところでは・・

 

簡潔に語られる起業

下記に並べた事例を土台にしたマインドセットが、平易な表現で言語化されていて

■立ち上げに必要な「たった3つ」のこと、として・・

“ビジネスを始めるには、製品またはサービス、代金を支払う意欲のある人びと、そして支払いを受ける手段の3つが必要だ。”(*14%←紙の本でいう頁数に相当/*以下同様)

 

■それを行うマインドセット、として・・

“自分の情熱とスキルを、他人にとって有益なものと一致させよう”(*14%)

“ビジネスを始める・・中略・・もっとも簡単な方法は、人が何を望んでいるかを先に突き止め、それを提供する手段を見つけることだ”(*15%)

“新しい仕事をつくり出す秘訣は、人びとがかなえたいと願う希望を見つけ、それを満たすことにある”(*17%)

“買いたいものは自分でつくろう。そうすれば、たぶん、他の人もそれを欲しがるはずだ。”(*17%)

“価値=交換や努力によって生じる、望ましく役に立つもの=「人々の役に立つこと」”(*18%)

“「価値」は消費者が感じる「感情的な必要性」に結びついていることだ”(*18%)

 

所々、立ち止まらせられる

方や「いつでも情熱の導きに従うべきだよ!」と回答する起業家は殆どいないとして

「情熱+他人の問題解決」があってはじめて、実際に利益を生むビジネスになる(*27%)

と失敗例からも格言が導かれているところも、やはり現実的で好感を持てるところです。

等々、まだ全体の30%程度しか読めていませんが、「せっかく一度の人生、自分で面白い事やってみたいなぁ」なんて思っていながらも

起業に高いハードルを感じている自分のような人間にとっては「(これなら)自分でも!」といった希望に、手引きを示してくれる意味で、読んでいて楽しく、続きから誘(いざな)われる世界が楽しみです。

神田昌典さんの持論の・・「適切な質問をすれば、得たいものが手に入る(=質問が出来る能力は即、人生の成功のノウハウにつながる)」から、脳に発する質問素材を拾い出せる事にも期待。

 

おまけ >> 日本の起業状況

ホリエモンこと堀江貴文さんの最新刊「ゼロ」で・・

「あなたも必ず起業できる」(p135-137)の項目の中で総務省統計局のまとめ(平成24年経済センサス)を引用され、

日本の企業数:412万(就業者数6,300万人)
(内訳)法人:約195万 / 個人経営:約217万

・・この国で働く人のうち「15〜20人に1人が経営者(幅は複数社を経営している方を考慮)」⇒ 誰でも(起業)できる

 

 

正しいメモの習慣化させて誰しも辿り着ける、「ゼロ秒思考」の境地

 

書店と仲間内で話題沸騰となっていた「ゼロ秒思考」の正体

隔月で開催されているメールマガジン「平成進化論」著者の鮒谷周史さんのセミナー参加者(総勢約200名規模)対象の勉強会に

「ゼロ秒思考」の著者の赤羽雄二さんのご子息がいらした関係で、赤羽雄二さんが登壇され

私は参加出来なかったものの、すこぶる評判で、遅ばせながら著書を購入(昨日エントリーの kindle 購入第1号)して、昨日、今日で読了しました。

 

「ゼロ秒思考」は、正しいやり方で誰でも身につくスキルだった

当初は著者のご経歴が、大前研一さん、瀧本哲史さんなど、錚々たるビジネスパーソンを輩出されているマッキンゼーで長くご活躍され、

ご学歴も東京大学に、スタンフォード大学大学院と輝かしく、特別な傾けのスキルかと二の足を踏んでいたところがありましたが・・

本を開くと「人間は本来みな頭がいいからだ。」(24%=kindleにページ数表記がないため kindle 表記に準拠/ 以降、* 箇所同様)と赤羽さんが明言されており、

誰でも身につくスキルだと分かり、一気に心理的抵抗が取り除かれました。

「人間の頭と心は切り離せないため、心が乱れると頭がうまく動かないのだ。」(*31%)と、赤羽さん流メモ術で、頭と心の調和を図れる事に。

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<< ゼロ秒思考に至る7箇条 ⇒ ①A4用紙を横書きに、②1件1頁、③左上にタイトル、④1頁に4~6行のみ、⑤各行20~30字、⑥毎日10頁、⑦1頁1分以内>>

 

毎日継続で、効果は3週目頃から

書で伝授されているスキルは至ってシンプルで・・

“A4版(横書き)のメモ用紙に、毎日、1分区切りで10項目(=10ページ)メモを綴っていきましょう”

というもの。

そのメモの取り方に赤羽さん流の一家言があり、試行錯誤が経られた末の切れ味鋭い完成形が披露されています。

なぜ、このタイプでないと最大限の効果を期待出来ないのか、といった事が懇切丁寧に記載されています。

上記で「誰でも身につくスキル」だと書きましたが、本に書かれた通り、正しいフォーマットで継続すると、3週間程度でかなりの効果を体感出来る(*2%)との事

メモの効用として赤羽さんは、頭の中にある「もやもや」は、「言葉にし、遠慮なく書いてみることだ。」(*9%)

また、「考えをすべて書き留めることだ。考えのステップ、頭に浮かんだことを書き留めると、堂々巡りがほぼなくなる」(*19%)とされており、

この事は実体験としても、書いてみる事で考え事を客観視出来る効果を期待出来て、すんなり共感を持って読み進める事が出来ました。

 

読後、習慣化から辿り着く境地

一冊を読み、赤羽さん流のメモを極めて、習慣化から辿り着く「ゼロ秒思考」の世界は・・

「瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。迷っている時間はゼロ、思い悩んでいる時間はゼロとなる。」(*24%)

と定義されています。これには、

「人間にはもともと素晴らしい判断力、思考力とそれに基づく行動力があるが、のんびりしていてもなんとかなるという甘やかされた環境、出る杭は打たれがちなムラ社会、周囲との摩擦を起こさない行動様式、

慎重に考えるよう釘を刺してきた先輩たち、詰め込み式の学校教育、あるいは行儀よさを要求した保守的な親の躾、等々の複合的な影響でせっかくの能力に蓋をし、退化させているではないか」(*25%)

という事が響いていて、メモの習慣化により、本来備わった能力を取り戻していく事につながると。

 

習慣化は、変わる自分への第一歩

今回のようなスキル、ノウハウに関しては「誰でもやれば出来る事」が前提になってくるのだと思いますが

簡単に出来る習慣を知ると、今までにみなかった新しい自分を切り拓ける心境になり、読み進めるうち元気になっていた感覚を抱きました。

で、さっそく自分は新境地を目指して昨夜からスタート。

著書内でも、「メモを書くと、自信が出てポジティヴになる」と書かれており、

筆記具と紙と習慣化の決意があれば誰でも出来る「ゼロ秒思考」への招待状、未読の方も受け取られてみては如何でしょうか~