「お笑い」カテゴリーアーカイブ

コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんが本音で生きるまでの軌跡に惹き込まれた:『いい人でいる必要なんてない』読了

コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんの初エッセイ『いい人でいる必要なんてない』を読了。

先月(2022年3月)開催された ↓

<< 2022年3月13日投稿:画像は記事にリンク >> コロコロチキチキペッパーズ ナダル 『いい人でいる必要なんてない』 発売記念 オンライントークショー 視聴記

発売記念オンライントークショーの対象書籍としてサイン本を入手していた経緯。

本音で生きる術を獲得するまでの葛藤

本書は、

” 最初担当の方に「ナダルさんの考えや生き方について教えてほしい。ナダルさんには、この不安定な世の中を強く生き抜くヒントが隠されている気がする」”(p19)

とのオファーを受け上梓に至った著書で、

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平成ノブシコブシ徳井健太さんが同業者の立場で紐解いたお笑いで売れるということ:『敗北からの芸人論』読了

平成ノブシコブシ 徳井健太さんの「デイリー新潮」での連載(「逆転満塁バラエティ」)がまとめられた『敗北からの芸人論』を読了。

先々月(2022年2月)末の本書刊行記念イベント↙️

<< 2022年4月2日投稿:画像は記事にリンク >> 平成ノブシコブシ 徳井健太さん『敗北からの芸人論』刊行記念 トーク&サイン本お渡し会(スペシャルゲスト 東野幸治さん) 参加記

で、トーク終了後に徳井健太さんがサイン本を手渡され入手していた経緯。

面白いこと、売れること

同イベントで東野幸治さんが徳井健太さんの文章力なり、分析力を評価されていましたが、

” 僕がこの本を書くにあたり一番大事にしているのは、その人が「絶望」を知っているかどうか。毒の沼地で溺れ、足掻き、でも、そこからさも当たり前かのように這い上がり、さらに上へ上へと進もうとする人。”(p79)

という大前提のもと、読むとお笑い界に精通しておらずとも、その芸人(さん)のどこが具体的に凄いのか、

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コロコロチキチキペッパーズ ナダル 『いい人でいる必要なんてない』 発売記念 オンライントークショー 視聴記

コロコロチキチキペッパーズ ナダルさんの著書『いい人でいる必要なんてない』発売記念オンライン記念トークショーをアーカイブ視聴。

2022/3/18まで上掲画像クリックでオンライントークショーを視聴可

ナダルさんにフラグが立ったのは トータルテンボスSUSHI★BOY

【ドッキリ】ナダルにウ○コスプレーww【SUSHI★BOYSのいたずら#202】コロコロチキチキペッパーズ

きっかけで、そこからナダルさんメインのコロコロチキチキペッパーズの『よろチキチャンネル』に流れ、

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平成ノブシコブシ 徳井健太さん『敗北からの芸人論』刊行記念 トーク&サイン本お渡し会(スペシャルゲスト 東野幸治さん) 参加記

月跨ぎとなりましたが(2022年)2月末、平成ノブシコブシ 徳井健太さんの著書『敗北からの芸人論』刊行記念 トーク&サイン本お渡し会に参加。

八重洲ブックセンターの告知に、

八重洲ブックセンターの「お急ぎください!」のTweetに反応して、出遅れを挽回し、参加  出典:八重洲ブックセンター Twitter(画像はTweetにリンク)

スペシャルゲスト:東野幸治さんの登壇が決め手となって参加。

実に2020年12月以来で戻ってきた八重洲ブックセンター8階ギャラリー@ 最前列

東野幸治さんから託されたバトン

本書は「週刊新潮」での東野幸治さんの連載↓が終了した際、

<< 2020年3月29日投稿:画像は記事にリンク >> 東野幸治さんがイジり倒す、吉本芸人 奇人変人名人凡人伝:『この素晴らしき世界』読了

「誰か連載書ける人いませんか?」との問いに「芸人書くなら徳井クン」との推薦があり、「デイリー新潮」での連載が始まり、

トーク後のサイン本お渡し会で徳井健太さんから頂いたサイン本

イベント対象書籍の『敗北からの芸人論』として(連載が)一冊にまとめられた経緯。

芸人あるある、ダウンタウンの衝撃 etc

トークは既述の出版に至る経緯に始まり、本のタイトル(連載時のタイトル「逆転満塁バラエティ」)を決める時に少し揉めたという舞台裏に、

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今週(2022/2/14〜2/20)のかなり楽しかったこと:連夜のお笑いライブ

いわゆるコロナ禍により、平日夜に、週末に、イベントに繰り出す機会が激減しましたが、

今週は連夜でイベントに繰り出し、しかも今までになかったパターンで、何れもお笑い。

初日は、昨年(2021年)4月以来で、

<< 2021年4月13日投稿:画像は記事にリンク >> ねづっちさんの近況、掛詞&謎かけに、しばし日常から解き放たれてきた:「ねづっちのイロイロしてみる60分!107」参加記

「ねづっちのイロイロしてみる60分!」。

前回は最前列、今回は・・最後列を選択

月例開催につき、参加回は(その後、回を重ねて)115。

構成は(変わらず)メインの漫談から数分の換気タイムを挟んで、お客さんを交えての大喜利に締めは謎がけで計80分ほど。

漫談では、コロナ罹患したナイツ塙宣之さんの代役でナイツ土屋伸之さんのご指名で急遽コンビを組まれた際のお話しに、

昨日はナイツ土屋君とコラボ

相撲好きのねづっちさんが初めて溜(たまり)席で観覧した際の話題おに、昨年末にお亡くなりになられた昭和こいる師匠の芸人らしさ感じさせられる生前のエピソード等々、

まずい棒ありがとう! *翌日、当日の模様が早々にアップロード

来ている方々のリピート率高いであろうと、ステージと客席が醸す雰囲気に、ねづっちさんのちょっとクスッとさせられる日常に期待に沿ったひと時を。

翌日は、こちらも月例開催されているスパローズ大和一孝さんとバイきんぐ小峠英二さんによるヤマトウゲに初参加(Vol. 79)。

会場 新宿Fu-の舞台。マイクなど一切の備品なく登壇者のトークのみで進行(撮影は終演後)

一昨年、小峠さんのバイきんぐ相方の西村瑞樹さんの著書発売記念イベントでは ↓

<< 2020年2月4日投稿:画像は記事にリンク >> バイきんぐ西村瑞樹さんの出版記念イベントに小峠英二さんも登場して盛り上がった:『ジグソーパズル』発売記念トーク&握手会イベント 参加記

客イジりも辞さずといった前のめりといった感じも、今回はスパローズ大和さんを立て且つお客さんも気遣うスタンスで、

トピックは、スパローズ大和さんの実は危険で厳しい極感地でのキャンプ話しに、尋常ならざる?!検索癖から得られた結果に、

バイきんぐ小峠さんの方からはスパローズ大和さんから振られる形で、小峠さんのコロナ罹患中の自宅待機時の生活に、

療養後、北京冬季オリンピックに引き込まれ感じた魅力に、生じた疑問(スキージャンプの着地時に足は痛くないのか?etc)に、

メインは!?可愛がっている後輩とのにゃんこスター スーパー3助さんの小峠さん的に不可解な距離感に・・

こちらは台本なしで完全アドリブ(のはず)で繰り出されていく等身大の日常のフリートークにしばし惹き込まれ、生=ライブの醍醐味を実感。

調べれば、こういった定期開催のお笑いライブ種々あると思いますが、ちょっとした気分転換、プロの話術に手軽に浸れる日常が手の届くところにあるのは、ちょっとした贅沢だなぁと。帰路に浸れた高揚感が心地良い感じられた一週間となりました〜

EXIT兼近大樹さんが描いた赤裸々、迸る若者が駆け抜けた日々:『むき出し』読了

お笑いコンビ EXITの兼近大樹さんの『むき出し』を読了。

昨年末、空き時間に書店に立ち寄った際、

出典:EXIT 兼近さんTwitter(画像はTweetにリンク)

発売直後ヒート↑していた

一冊だけ平積みコーナーで販売されていた本書サイン本

(本書)サイン本を見つけ反応、2021年最後に購入した一冊。

私小説を感じさせられるリアリティ

当初、

“「だいき! 学校どうだったの?」”(p44)

と実名と被る登場人物名に、出身地の北海道の設定に「(兼近大樹さんの)私小説?」と思いきや

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ナイツ塙宣之さんを夢中にさせた野球と漫才の醍醐味と近似性:『極私的プロ野球偏愛論  野球と漫才のしあわせな関係』読了

ナイツ塙宣之さんの『極私的プロ野球偏愛論  野球と漫才のしあわせな関係  』読了。

在宅時、TVで塙宣之さんが司会/編集長代行を務める「球辞苑」が放映されていると

たいがい見入ってしまい、番組を通じて野球愛を十二分に感じていましたが、サイン販売を知り即反応し購入。

本書は

はじめに 野球と漫才のしあわせな関係

 第1章 塙の「極私的ジャイアンツ論」

 第2章 野球と漫才のしあわせな関係

 第3章 僕と野球と、漫才と

 第4章 「塙的ベストナイン」を作ってみたらこうなった!

 第5章 芸人版東京ダービー  巨人・塙宣之 vs ヤクルト・出川哲郎「性格と芸風と、ひいきチームの不思議な相関関係」

あとがきのようなもの やっぱり、野球と漫才のしあわせな関係

との章立て(別途、おまけのあとがき特別企画1・2)に沿って、リトルリーグに入った兄の背中を追う形で始めた野球で

”  元々、運動神経が悪かったこともあったと思うけど、そもそも近視でボールがよく見えない。だから、キャッチボールすらロクにできないんです。当然、周りの子どもたちから笑われ、からかわれました。・・中略・・

子ども心に「オレ、ちょっと間違えちゃったかな・・・」って、小学生にしてすでに人生の選択を誤ったことに気づきました。

技術的に未熟だからコーチには叱られる。同級生や先輩たちには笑われる。それで、練習も2回、いや3回かな?とにかく、その程度しか通わないうちに、リトルリーグを辞めていました。

これが、人生最初の挫折でした。”(p87)

という躓きはじめも、

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ハライチ 岩井勇気さんの引力強めの日常生活に引き込まれるエッセイ集:『どうやら僕の日常生活はまちがっている』読了

前々回、中間記⬇︎

<< 2021年11月16日投稿:画像は記事にリンク >> ハライチ 岩井勇気さんの引力強めの日常生活に引き込まれるエッセイ集:『どうやら僕の日常生活はまちがっている』中間記

をアップロードした、ハライチ 岩井勇気さんの『どうやら僕の日常生活』を読了。

誰でもありそうな日常をちょっと変わった角度から

その後、読み進めた中〜後半には

” 東京で一人暮らしを始めて4年半。30歳という遅さで実家を出て、墓場の隣のメゾネットタイプのアパートに住んでいたのだが、しばらく住んだこの家から引っ越すことにした。

このアパートに住んだきっかけは、部屋の内見に来た際、スピッツの『猫になりたい』という曲の歌詞の「広すぎる霊園のそばの  このアパートは薄ぐもり」という部分が、この墓場の隣のアパートに重なったことだ。

子供の頃から一番好きなバンドがスピッツだった僕は、迷いなく契約したのだった。”(p135)

の一文に始まり

” 家探しの時に、変わった家ばかり見てしまう。普通に住みやすい家では満足できなくなってしまっているのかもしれない。”(p136)

との習性から転居した

” 低層マンションの屋上で1軒だけある平屋のような家なのだ。”(p136)

で始まった新生活の模様、 その中には・・

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