ワラビーズ、ポルトガルを下し2勝目も圧倒出来ず(RWC2023)
” 世界ランク10位のオーストラリアは、同16位のポルトガルに34―14で勝って2勝目。ボーナスポイント「1」を加えた勝ち点5を獲得し、11に伸ばした。1次リーグ(L)を2勝2敗で終え暫定2位。決勝トーナメント進出への可能性を残し、現在3位のフィジーの最終戦(8日)の結果を待つ。
オーストラリアは前半4分、敵陣22メートル内でスクラムの反則を誘い、SOドナルドソンのPGで先制。ポルトガルは素早いパス回しとランで攻め込み、12分にCTBベテンコウルトが右隅にトライを沈めた。
しかしベテンコウルトは直後に危険なタックルでイエローカード。数的有利のオーストラリアは19分、敵陣右サイドのラインアウトを起点に、NO8バレンティーニのオフロードパスを受けたロックのアーノルド再逆転トライ。10―7とし、相手が14人の10分間に計3トライを挙げて24―7で折り返した。
オーストラリアは後半7分、敵陣左サイドのラインアウトから右に展開し、フランカーのマクライトがチーム4トライ目。ボーナスポイントを獲得した。ポルトガルは20分、敵陣左サイド深くのラインアウトモールを押し込んだように見えたがグラウンディングが認められずに7―29のまま。オーストラリアは20分、22分と立てつづけにイエローカードを出し30分にポルトガルにトライを許したが、34分に埼玉でプレーするWTBコロインベテがダメ押しトライ。34―14で勝ちきった。
4試合を終えて勝ち点を11に伸ばしたオーストラリアは、暫定2位に浮上。だが3位のフィジーは最終戦のポルトガル戦で負けても7点差以内、もしくは4トライ以上での勝ち点1を獲得すれば2位となり、1987年の第1回大会から参加するオーストラリアの史上初の1次L敗退が決まる。エディー・ジョーンズ監督は試合後「我々はまだ生き残った」と、安どの表情を浮かべていた。”(出典:スポーツ報知 via Yahoo! JAPAN)
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