「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」カテゴリーアーカイブ

オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:IMFが示したオーストラリア経済の現状と課題

IMFが示したオーストラリア経済の現状と課題

” 国際通貨基金(IMF)は20日、豪経済について、弱い賃金の伸びが消費を圧迫するとし、「適度な」ペースで拡大すると指摘した。その上で、金融および財政政策の支援が引き続き必要だとの見方を示した。

さらに、政策金利は適切に緩和されているとの認識を示した。

「内需の勢い増加と目標レンジ中央値近辺のインフレ率がまだ確保されていない状況で、マクロ経済政策の支援が引き続き必要だ」と指摘した。

「豪景気回復は、他の主要国に遅れを取っており、金融政策は今後も、内需とインフレの持続的な勢い確保にしっかりと焦点を当てるべきだ」と説明した。

政府のインフラ関連支出により、豪経済はトレンドを上回るペースで引き続き拡大できるとし、インフラ事業が促進されれば、民間投資にプラスの影響が及び、住宅投資の減速を補う以上の効果があるとの見方を示した。

また、政府が現在進めるインフラ事業をさらに拡大する余地があると指摘した。”(出典:ロイター

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:DHL x ラグビーワールドカップオフィシャルロジスティクスパートナー = ワラビーズ?

DHL x ラグビーワールドカップオフィシャルロジスティクスパートナー = ワラビーズ?

昨日、銀座の街中を歩いていれば、!となるラッピングされた車輌を発見 ↓

私個人は、思わず歩みを止めさせられる意表を突かれ視界に飛び込んできたWallabies:ワラビーズのWill Geniadでしたが、

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、スコットランドに記録的大敗を喫す

ワラビーズ、スコットランドに記録的大敗を喫す

” オーストラリアは、24-53とスコットランド戦での最多得点差で黒星を喫した。

今年6月の試合でもスコットランドに19-24で敗れていたワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)は、同国を相手にこれまでは32点以上の失点も、3本以上のトライも奪われたことがなかったが、この日は8トライを献上して53失点を喫した。

オーストラリアは12-10とリードを奪う中、セコペ・ケプ(Sekope Kepu)が退場処分を受けたが、

マイケル・チェイカ(Michael Cheika)ヘッドコーチ(HC)は「あそこがターニングポイントになったとは思わない。14人でも勝てると思っていた」と、処分が記録的敗戦の言い訳にはならないとコメントした。”(出典:AFPBB News

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:テスラ社、南オーストラリア州の風力発電所に世界最大のバッテリー施設を設置

テスラ社、南オーストラリア州の風力発電所に世界最大のバッテリー施設を設置

” Teslaがなんとか期日どおりに製品を納入した —— 電気自動車のModel 3は計画より遅れているのだが。

同社はオーストラリア西部に巨大バッテリー施設を完成した。風力発電で生成したエネルギーを蓄積し、必要なときに送電網に送って夏場によく起きる停電を抑制するのが目的だ。

Teslaのバッテリー施設は、フル充電時にはおよそ3万世帯に1時間電力を供給することが可能で、数日中に最終テストで全設備が準備完了になったことを確認して本格稼働に入る。

バッテリーの総容量は100メガワット時で世界最大だ。

Wall Street Journalによると、今後数週間の最終テスト期間中に予備電力を供給するが、本格的な負荷テストが始まるのはオーストラリアに夏が来る12月から3月にかけてだ。

その間気温は急上昇し、各家庭がエアコンなどをフル稼働させて猛暑を避けようとするためエネルギーシステムに大きな負荷がかかる。

しかし、Teslaがこの施設でテストしているのは、オーストラリアの夏に対処するためだけではない

—— 再生可能エネルギーが従来の環境にやさしくない電力供給方法を完全に置き換える現実的な手段として長期的に有効かどうかを証明することも重要な目的だ。”(出典:Tech Church

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:患者の「最後の願い」でビーチに寄り道した救急隊員

患者の「最後の願い」でビーチに寄り道した救急隊員

” オーストラリアで、死を目前にした女性患者を緩和ケア病棟に搬送していた救急車がこの患者の最後の願いを聞き届け、遠回りしてビーチに立ち寄る粋な計らいを見せた。

「患者は涙を流し、とても喜んでいた」。救急隊は23日、豪東海岸のハービーベイ(Hervey Bay)で海の方角を向いたストレッチャーに寄り添う救急隊員の写真をフェイスブック(Facebook)の公式ページに投稿し、こう書き添えた。

「ある患者を地元病院の緩和ケア病棟に搬送していたとき、この患者が、ハービーベイのビーチにもう一度行きたかったと言った。

救急隊員の職務をはるかに超えた対応だったが、隊員はちょっと寄り道をしてハービーベイの素晴らしいビーチに向かい、患者にその機会を提供した」

投稿によると、救急隊員が機転を働かせたのは22日のことだったという。「時として、薬や訓練や技術ではなく、患者の気持ちに寄り添うだけで変化をもたらすことができる」と救急隊はコメントしている。”(出典:AFPBB NEWS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:14年ぶりに公表された外交政策白書

14年ぶりに公表された外交政策白書

” オーストラリア政府は23日、外交政策白書を14年ぶりに公表した。

台頭する中国がインド太平洋地域で「米国の地位に挑戦している」と指摘し、日本やインドなどと連携を強化する方針を打ち出した。

白書はインド太平洋地域の安全保障を巡り、米国の同盟国である日本や豪州、韓国が果たす役割の重要性を強調。

米豪同盟を基軸としながら、価値観を共有する日豪の両国が手を携え、経済の自由化や法の支配に基づいた地域の安定を実現する構想を描いている。

ターンブル首相は記者会見で「トランプ米大統領の最近のアジア歴訪は、米国の関与への決意の表れだ」と述べた。

会見に同席したビショップ外相も「米国のインド太平洋への関与は疑いようがなく、深く広範囲にわたる」との認識を示した。

白書は中国がインド太平洋地域で投資や援助、軍事的活動などを通じ、国益の実現を目指して影響力を高めていると分析し、一部の国では「米国をしのぐ影響力を持っている」と指摘した。”(出典:日本経済新聞

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:コールズ、顧客の要望に応え「静かな時間(クワイエット・アワー)」を導入

コールズ、顧客の要望に応え「静かな時間(クワイエット・アワー)」を導入

” ほとんどの人は、スーパーマーケットの喧噪、明るい照明、大音量のBGMなどには慣れているが、自閉症スペクトラム患者にとってはこれが耐えがたいほどの神経的な負担になる。

コールズは、客のフィードバックに応え、自閉症スペクトラム・オーストラリア(Aspect)との協力でチェーン店68店で「クワイエット・アワー」として、自閉症スペクトラム患者がショッピングしやすい環境を整える取り組みを実施した。ABC放送(電子版)が伝えた。

コールズでは8月に試験実施して好評だったことから、照明を50%落とし、音響も止め、レジやスキャナーの音量も下げ、さらに場内アナウンスやトロリーを集めて移動する騒音も避けた。

自閉症スペクトラム患者は、知覚情報を処理することに困難を感じ、音響、光、臭い、触感、味に圧倒されて混乱することがある。

Aspectのリンジ・コイル氏は、「この店内改装は身体的知覚的な刺激を抑えるだけではなく、自閉症スペクトラム患者や家族が気分良く、暖かい環境で買い物できるようにすることを目標とした。

100人に1人が自閉症スペクトラムであり、このような知覚刺激を抑えたショッピング環境をつくることでスペクトラムの子供から大人まで、また、その家族にとっても生活の質を大きく改善することができる」と語っている。

このプログラムは、コールズ・チェーンのうち68店で毎週火曜日午前10時30分から11時30分まで実施するが、スペクトラム患者だけでなく、誰でもショッピングできる。同時に、Aspectでは店員教育訓練も引き受けた。”(出典:NICHIGO PRESS

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オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:留学生、バックパッカーが直面する現実

留学生、バックパッカーが直面する現実

” オーストラリアで働く外国人留学生とバックパッカーの3分の1は最低賃金の半分しか支払われておらず「組織的な賃金泥棒」に遭っているとする報告書が21日、公表された。

最もひどい状況に置かれているはアジアの留学生やバックパッカーたちだという。

「Wage Theft in Australia(オーストラリアにおける賃金泥棒)」と題された報告書は、ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)とシドニー工科大学(University of Technology Sydney)の研究者らが、107か国の出身者を対象に13種類の言語でネット調査を実施し、その結果をまとめたもの。

オーストラリアには外国人留学生といった一時的な滞在者が90万人以上存在し、労働市場の約11%を占めている。

だが調査に応じた回答者4322人のうち30%は、調査を実施した2016年後半の時点で、

一般労働者の法定最低賃金である時給22.13豪ドル(約1880円)の半分の給料しか支払われておらず、またほぼ半数の人々の時給は15豪ドル(約1270円)以下だったという。

報告書の共著者であるニューサウスウェールズ大学のバッシーナ・ファーベンブルーム(Bassina Farbenblum)氏はAFPに対し、

「非常に驚くべき点」として、外国人留学生とバックパッカーの86%が、自分が保有するビザ(査証)では誰もが低い賃金しか支払われないものと考えていたと語った。

また中国、台湾、ベトナム出身の回答者の約75%が時給17豪ドル(約1,440円)以下で働いていた一方、同じ賃金で働いていた米国、英国、アイルランド出身の回答者の割合は35~41%だったという。

報告書は、こうした状況がとりわけ飲食業界でまん延しているほか、果物や野菜の収穫に携わる仕事も「特にひどい」と指摘している。”(出典:AFPBB News

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