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京極夏彦さんが描いた江戸末期、遠野での化け物騒動:『遠巷説百物語』読了

週初め、中間記 ⬇︎

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をアップロードした京極夏彦さんの『遠巷説百物語』を読了。

その(中間記)後、読み進めたのは

 鬼熊

 恙虫

 出世螺

の三話。中間記の所感で

> 文は平易に分かりやすく

と書きましたが、後半はそのハードルが上がった印象有り。当初は独立した話が六篇と思いきや

大きく影響せずとも登場人物の重複など前話の内容を引用した記述に、そもそも本作はシリーズものの新作との位置付けで

遥かに深い読み方があることに中途から気づかされました。収められている話しは

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京極夏彦さんが描いた江戸末期、遠野での化け物騒動:『遠巷説百物語』中間記

小説家、意匠家 京極夏彦さんの『遠巷説百物語』を読み始めて

 歯黒べったり

 礒撫

 波山

 鬼熊

 恙虫

 出世螺

と六篇収録されているうちの三篇を読み終えたので、そこまでのおさらい。

ふと何かの機会、京極夏彦さんのサインを見て、筆跡に魅了されて程なく、

サイン本、最後の一冊に遭遇。

サイン本販売機会に直面、最後の一冊を確保出来たことで入手していた著書。

未知なる京極小説の世界観

名前は頭に入っていたものの初の京極夏彦さん本で、帯に

江戸末期の遠野で「化け物退治」が繰り広げられる。

本書、帯。

とあり、怪談を想定しての読み始め。

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