「お笑い」カテゴリーアーカイブ

高田文夫さん、松村邦洋さん、いち・にの・さんぽ会メンバーが歩いて書き留めた東京右側=下町の粋な世界:『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』読了

先月(2017年11月)、刊行記念トークショーに参加した

<< 2017年11月18日投稿:画像は記事にリンク >> 高田文夫さん、松村邦洋さん等が語った東京下町さんぽの魅力:『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』刊行記念トークショー参加記

対象書籍の『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』を読了。

” 高野 二〇一三年に高田センセーからもらった年賀状に「今年は歩くよ!」って書いてあって・・・。

・・中略・・

高田 あれは、二〇一二年の四月にオレが倒れて心肺停止になって、その後、ずっと病院にいたでしょ。体が動かないから看護師さんに車イスを押してもらってさ、屋上から外を眺めたりしてたの。

日大病院だったんだけど、ちょうど交差点が見下ろせるんだよ。駿河台にあるから向こうに明治大学があって、学生さんかな?

若い人がね、信号が赤に変わりそうな交差点を、パッと走って向かいのパスタ屋さんに駆け込んだの。

それを見ていてさ、『オレ、あの人になりたいな』って。『もう一度、信号を走って渡って、パスタ屋さんに駆け込んでみたいな』って本気で思ったんだよ。

渡辺 それが、年賀状の「今年は歩くよ!なんですか」

高田 そう。「歩くよ」ってのは、「一緒に」っていう意味だから。”(p111)

高田とは高田文夫さんで、高野(ひろし)さんも、渡辺(誠)さんも、同じ「いち・にの・さんぽ会」のメンバーで

続きを読む 高田文夫さん、松村邦洋さん、いち・にの・さんぽ会メンバーが歩いて書き留めた東京右側=下町の粋な世界:『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』読了

中田敦彦さんに学ぶ(誰もが)天才を自覚し、自分を輝かせていく方法:『天才の証明』読了

オリエンタルラジオ、RADIO FISHの中田敦彦さんの著書『天才の証明』を読了。

先日参加した入手した(中田敦彦さんの)講演会で入手した一冊。

<< 2017年11月25日投稿:画像は記事にリンク >>  中田敦彦さんが語った誰もが天才である理由:『天才の証明』発行記念 中田敦彦さん講演会 参加記

読み始めて早々「分析力が凄いな」と思っていたら

”私は「物事る力」には自信がある ” (p40)

と本人の自覚もあるようで、一旦『武勇伝』で世に存在感を示した後、『PERFECT HUMAN』で再びブレイクするまでの戦略、試行錯誤などが、よく描写(言語化)されています。

 PERFECT HUMAN RADIO FISH x NEWS 

このことは本書出版の動機にもなっており、

続きを読む 中田敦彦さんに学ぶ(誰もが)天才を自覚し、自分を輝かせていく方法:『天才の証明』読了

中田敦彦さんが語った誰もが天才である理由:『天才の証明』発行記念 中田敦彦さん講演会 参加記

オリエンタルラジオ 中田敦彦さんの著書『天才の証明』発行記念講演会に参加。

会場は紀伊國屋ホール

本イベントを知ったのは完全に出遅れで開催1週間ほど前で、その時点で売り切れ。

別の用事で、開場時間直前に「もしや」なんて僅かな期待感を抱いて会場の紀伊國屋ホール前に来てみれば・・

当日券(と思わしき)列が出来ていたため、急遽、予定を変更して列に並び、講演会に参加することに。

当日券の列には20分ほど並んでいましたが、横にチケット(前売券)を持っている人の列の様子が目に入れば

見事に女性のみで、「ちょっと違うかなぁ、、」なんて引き気味のところもありましたが、

結果として、会場内では男性が浮くことはなく(笑)

開演15分前頃の紀伊國屋ホール

定刻通りに、中田敦彦さんと聞き手としてアナウンスされていたオリエンタルラジオ相方の藤森慎吾さんが登場。

才能は人それぞれ、だから皆、助け合う

まず、藤森慎吾さんの『天才の証明』を読んでの感想から始まり、

続きを読む 中田敦彦さんが語った誰もが天才である理由:『天才の証明』発行記念 中田敦彦さん講演会 参加記

高田文夫さん、松村邦洋さん等が語った東京下町さんぽの魅力:『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』刊行記念トークショー参加記

今週は、高田文夫さん、松村邦洋さん等が名を連ねる「いち・にの・さんぽ会」登壇の

予約した整理券を当日受領すれば、何と1番!ちょっとウレしかったです ^^

『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』刊行記念トークショーに参加。

告知後、早くから満席となる人気ぶりで、当日は立ち見も出るほどに

高田文夫さんのトークショーは6月以来で、今回は松村邦洋さんの登壇もあり、楽しみに迎えた当日。

会場の八重洲ブックセンターは立ち見が出るほどの大入りで、熱気に包まれて定刻を迎え開演・・

続きを読む 高田文夫さん、松村邦洋さん等が語った東京下町さんぽの魅力:『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』刊行記念トークショー参加記

高田文夫さんが残してくれた、昭和の芸人さんたちの粋な感性が伝わってくる笑言&名言集:『私だけが知っている金言・笑言・名言録』読了

放送作家にラジオのパーソナリティーに、様々なジャンルで才能を発揮されている高田文夫さんの

『私だけが知っている金言・笑言・名言録』を読了。

6月に本書の続編となる

<< 2017年6月28日投稿:画像は投稿にリンク >> 高田文夫さんが残してくれた、悩んでいるのがバカらしくなる「笑言集」:『また出た 私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』読了

『また出た 私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』を読了していて、

それから(本書の内容が)気になっていて、ようやく手にしたという経緯。

復活後の高田文夫さんのライフワーク

本を開いたところの「まえがき」に

” 不整脈なる大病で8時間の心肺停止( 2012年4月)。

・・中略・・

再び仕事をし始めて気がついた。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌・ライブで皆、面白いことを言っている。

このままスルーするにはもったいない。気に留まったものは忘れないようにメモっておこうと心掛けた。

これが大病明けで変わったこと。言葉のメモと趣味さんぽ。”(p.003)

といった出版の経緯が記されており、23の金言、30の笑言、35の名言が収録されています。

金言・笑言・名言から1言づつ

それぞれ印象に残ったところを1つづつ引用すると・・

続きを読む 高田文夫さんが残してくれた、昭和の芸人さんたちの粋な感性が伝わってくる笑言&名言集:『私だけが知っている金言・笑言・名言録』読了

春風亭小朝師匠の世界観に包まれ、落語の醍醐味を感じてきた:「春風亭小朝独演会 ー 菊池寛が落語になる日 ー」Vol. 5 観覧記

ライヴと云うと以前はもっぱら音楽で、この頃はトークショー、講演の割合が高くなっていますが、

今宵は「春風亭小朝独演会ー菊池寛が落語になる日ー」Vol. 5 へ。

春風亭小朝独演会@売切御礼

落語というと誘われて一度、鈴本演芸場に行ったのと、自発的には家元こと故立川談志師匠の闘病後の初の復帰高座↓の計二回。

立川談志師匠の高座は体調の問題から10分程度であったとの記憶ながら生の立川談志師匠を目の当たりに出来たことは良き思い出となっています。

今回の独演会は「何か(面白そうなの)ないかな・・」とネット検索していた折に遭遇したもので、

春風亭小朝師匠の高座=即売切れのイメージがあったところ、数席売れ残りがあり、「ラッキ〜」とばかりに入手した経緯。

開演10分前には早くも満席に近い状態に・・

独演会で体感した春風亭小朝師匠の世界観

今回はオリジナル二作と、古典一作で、結果約1時間(途中、仲入り、歌舞伎義太夫三味線奏者の野澤松也さんの出演を含む)、

野澤松也さんの演目中(当演目中のみ、写真撮影は許可)

春風亭小朝師匠の話芸、世界観に浸ってきました。

続きを読む 春風亭小朝師匠の世界観に包まれ、落語の醍醐味を感じてきた:「春風亭小朝独演会 ー 菊池寛が落語になる日 ー」Vol. 5 観覧記

高田文夫さんが残してくれた、悩んでいるのがバカらしくなる「笑言集」:『また出た 私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』読了

放送作家、ラジオのパーソナリティなど多方面でご活躍の高田文夫さんの『また出た 私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』を読了.-

先日参加した出版記念講座↓の対象書籍で入手したもので、

<< 2017年6月14日投稿:画像は投稿にリンク>> 高田文夫さん登壇の「新潮講座笑学部PRESENTS 高田文夫『また出た私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』出版記念講座」がめちゃ楽しかった ^^

金言、笑言、名言を合わせた計100言が

” 人生に役に立たない「お言葉集」も残しておいた方が愉快かもしれない。愉快な方が人生は豊かだ。

本にしておかなければ消えてしまうものばかりだ。

・・中略・・

ひと一倍、聞く耳を持って文字に残したのがこのシリーズである。

苦しい時、辛い時、嫌な事があった時、そっと聞いてみてください。

悩んでいるのがバカらしくなります。”(p4/p6)

という  忖度なしの「前書き」^^ に記された主旨のもと、

(それぞれ)1〜5ページ程度の分量にまとめられており、笑みを交えながらサクサクと読了に至りました。

以下に、 印象に残った箇所を抜粋すると・・

続きを読む 高田文夫さんが残してくれた、悩んでいるのがバカらしくなる「笑言集」:『また出た 私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』読了

高田文夫さん登壇の「新潮講座笑学部Presents 高田文夫『また出た私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』出版記念講座」がめちゃ楽しかった ^^

九ヶ月ぶりで新潮講座神楽坂教室に行き、

新潮講座神楽坂教室エントランス

(今回は)高田文夫さんの「限定60名!新潮講座笑学部Presents 高田文夫『また出た私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』出版記念講座」を聴講。

高田文夫さんは、新刊が出たのを気づけば手に取っていたり等、

<< 2017年4月19日投稿:画像は記事にリンク >> 高田文夫さんが体験し書き遺したかった東京芸能史:『TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし』読了

読者としての楽しみもありますが、

何といっても私的には故立川談志師匠が(当時)闘病明けの高座前に高田文夫さんが壇上に顔出しされ、

瞬く間に客席を爆笑の渦に巻き込んだ状況が強烈に脳裏に刻まれており、

以降、アンテナが立ち、機会をうかがっていたものの機会を逸していたり、情報を検索出来ても都合をつけられなかったり。

今回も情報で立ち遅れ、キャンセル待ちの状況でしたが、

出典:新潮講座ホームページ(画像は講座情報にリンク)

最後の1席だかの滑り込みで、ようやく念願叶ったという経緯。

続きを読む 高田文夫さん登壇の「新潮講座笑学部Presents 高田文夫『また出た私だけが知っている金言・笑言・名言録 ②』出版記念講座」がめちゃ楽しかった ^^