古舘伊知郎さんの著書『言葉は凝縮するほど、強くなる』を読了。
先週参加した本書刊行記念 講演&サイン会で入手していたもの。
長話しが嫌われるご時世に、破壊力発揮する凝縮ワード
講演で出た話題と重複が散見され、復習的な意味合いも感じられましたが、
” 視聴者により分かりやすく、より面白く伝える言葉はないか、考え続けた40年超でした。
若かりし頃は、山手線に乗って何周もして、流れる風景を眺めながら脳内実況中継をしてトレーニングしました。
窓の外にある住宅街や新緑、道ゆく人などについてどんな言葉をチョイスしたら一番響くのか、伝わるのかいつも考えていました。
言葉を煮詰め続けた僕だからこそ、本書の「凝縮ワード」は、読者の会話の中でもすぐに使えるものになったのではないかと思います。”(p14-15)
と、「はじめに」で本のタイトルに掲げられた凝縮ワードについて説明があり、
本編では
CHAPTER 01 ぐっと相手をひきつける
CHAPTER 02 とっさに上手に切り返す
CHAPTER 03 言いにくいことをスルッと伝える
CHAPTER 04 会話が不思議と盛り上がる
CHAPTER 05 気持ちにそっと寄り添う
と5章の中に、計22のケース別に適切な古舘流凝縮ワードが用例などを交え紹介されています。
ケーススタディから感じる凝縮ワード
例えば、
続きを読む 古舘伊知郎さんが紡ぎ出した会話で人の心に刺さる凝縮ワード:『言葉は凝縮するほど、強くなる』読了 →