「囲碁・将棋・麻雀」カテゴリーアーカイブ

黒沢咲プロに強運を発揮するコツを聞いてきた:黒沢咲選手新刊記念イベント 参加記

2022年上半期最終日の夜、人生初で雀荘を目指し「黒沢咲選手新刊記念イベント」に参加。

出典:黒沢咲プロ Twitter(画像はTweetにリンク)

(2022年)4月、売れまくっていたサイン本が手に入った巡り合わせから読んだ『渚のリーチ』で

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いい感じの読後感を得られたことから、著書を目の当たりに出来る格好の機会と発売時刻に合わせて参加券を手に入れ、楽しみに迎えた当日。

いざ未知の空間へ

水道橋駅からひたすら直進し、「あれ大丈夫かなぁ・・」と

無事、会場のまーじゃんエース

進めども到着せずの不安が過ぎりながらも10分ほどで無事到着。

4名ずつ雀卓を囲んでの観覧かと予想しつつ、そこは椅子が一列に並べられ、黒沢咲プロの日常に迫ったAbema TVの模様を眺めつつ

【麻雀】”セレブMリーガー”黒沢咲の手料理の腕前もプロ級で美しい…驚愕する大豪邸も初披露!

参加者の女性の多さに意外感を感じたりしながら、場の空気に馴染んだ頃に迎えた(開始時間)20:00直前。

アットホームに盛りだくさんな3部構成

黒沢咲プロ登場前に説明があり、サイン会、トークイベント、写真撮影の3部構成である旨の説明があり、いよいよスタート。

まず黒沢咲プロから「『渚のリーチ』の時はこういったイベントが出来ず・・今日はとても楽しみにしています」といった歓迎のご挨拶があり、サイン会に移行。

入場時に引いた札が(約30人中)23番で、前の方の様子を見ながら、自分の順番が・・

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黒沢咲プロがリアルに描いた麻雀プロ半生記:『渚のリーチ』読了

日本プロ麻雀連盟プロ雀士 黒沢咲プロの『渚のリーチ』読了。

麻雀は遠く昔、役を覚えられず落ちこぼれたものの・・ 近年 Mリーグ発足後の盛り上がりに、

本書サイン本が飛ぶように売れていく様に、「大丈夫かなぁ、、」の思いはありながらも、

再度巡ってきたサイン本購入機を捕まえ↙️

一度スルーしたサイン本購入機 再び  出典:三省堂書店有楽町店 Twitter

購入。

リアルさ滲むストーリー

読み始め早々、記載が「(妙に)リアルだなぁ」と思い、半生を小説仕立てにしたものと判断し読み進めていましたが、実際、

” えええっ、麻雀プロが自分をモデルにした小説を書く!?”(p201)

” 麻雀は「小説より奇なり」な展開が頻発するため対局内容をゼロからつくりにくい」という矢島さんの意図を受け、物語に登場する対局はすべて私が過去に実際に打ったものを用いた。”(p203/註:矢島さん=編集者)

という出版企画時の初期設定に、

” なかなか思うように進まないこともあり、橘さんに多大なるお力を借りながら、一年、二年と時間をかけてつくっていった。しかし、そのおかげで、次々に起きたリアルなドラマを小説にたくさん盛り込むことができたのは、結果的にラッキーだったかもしれない。”(p203/橘さん=作家 橘ももさん)

といった「あとがき」での振り返りに、「やっぱりぃ」と思わせられたのと同時に、

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藤島淳さんが迫った木村一基九段の思考の軌跡:『木村一基  折れない心の育て方  一流棋士に学ぶ行動指針35』読了

クリエイティブ・ディレクター藤島淳さんが、

” 木村九段の肉声を言葉にしたかった。長く将棋界のトップを維持し、折れても折れても立ち上がる。しかも丸い空気を身にまとっている。木村九段の言葉をどうしても伝えたくなった。”(p7)

との思いから上梓に至った『木村一基  折れない心の育て方  一流棋士に学ぶ行動指針35』を読了。

将棋は脇目で眺めているといった距離感も、何となく木村一基 前王位のことはお名前が頭に刻まれており

昨年(2021年)末のサイン本入手機会に

三冊(種類)あったうち最も将棋に寄せられていないであろう著書で本書(サイン本)を選択

飛び付いていた経緯。

偉業を実現した不屈のメンタル

木村一基九段は、

” 羽生善治九段や藤井聡太2冠は中学生でプロ棋士になった。一方、木村九段がプロになったのは23歳の時。年間わずか4人しかプロに上がれない三段リーグを抜けるのに6年半を要している。

親しい仲間は先にプロになる。後輩にも先を越される。青春を、歯がボロボロになるほど奥歯を噛みしめながら過ごした。”(p3)

そして、プロ入り後

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谷川浩司九段が紐解く藤井聡太二冠の異次元:『藤井聡太論 将棋の未来』読了

谷川浩司九段の『藤井聡太論  将棋の未来』を読了。

(2021年)6月下旬に聴講した

<< 2021年6月28日投稿:画像は記事にリンク >> 谷川浩司九段が紐解く藤井聡太二冠の異次元と、これからの将棋:『藤井聡太と将棋の未来』聴講記

オンライントークイベントに際し入手していたもの。

その道の達人による藤井聡太論

将棋は駒の動かし方を知る程度の距離感ながら、谷川浩司九段のお名前は承知しており、

藤井聡太二冠が他の棋士と比べて、どのようなことが傑出しているのかを知りたくての読書。

 第一章 進化する藤井将棋

 第二章 最強棋士の風景

 第三章 不動のメンタル

 第四章 「将棋の神様」の加護

 第五章 「面白い将棋」の秘密

 第六章 AI革命を生きる棋士

 第七章 混沌の令和将棋

の章立てのもと、読前の期待は、

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谷川浩司九段が紐解く藤井聡太二冠の異次元と、これからの将棋:『藤井聡太と将棋の未来』聴講記

久々、書店のオンラインイベントで ↙️

出典:MARUZEN l JUNKDO ウェブサイト

将棋棋士 谷川浩司九段による『藤井聡太と将棋の未来』と題されたトークイベントを聴講。

藤井聡太棋士の凄みとは?

藤井聡太二冠(2021年6月時点)の華々しい活躍を報道番組等で見ていて、史上最年少名人位獲得された谷川浩司九段による評価、またイベント対象書籍『藤井聡太論  将棋の未来』のサイン本入手機会に魅力を感じ参加(購入)。

詳しい内容は、その権限がないので概括的に止めますが、

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安次嶺隆幸さんと羽生善治九段が語った将棋の醍醐味、集中力、決断・・ もろもろ:安次嶺隆幸さんトーク&サイン会 スペシャルゲスト 羽生善治九段 参加記

日本将棋連盟学校教育アドバイザー 安次嶺隆幸さんの著書

『将棋を指す子が伸びる理由』出版記念トーク&サイン会に、羽生善治九段が登壇されることに興味を持って参加。

羽生善治九段の登壇に「!」となり = 参加

最初の30分弱は著者 安次嶺隆幸さんと出版社の小学館クリエイティブ編集担当者とのお二人による進行。

安次嶺隆幸さんの33年に及ぶ教員経験に基づき「人の為に惜しまず、拍手した人は、やがて自分に戻ってくる」というお話しに、

本にも書かれてある将棋界への未来を担う藤井聡太七段の凄さ(=2019年の目標を「今の自分に65%勝てる強さを目指す」とした点に、昨年の自分が基盤にあることから掲げられる目標)などについて言及。

今回の眺め(三列目中央部)。開演中の撮影は一切禁止。

すぱっと明瞭なる羽生語録

その後、会場後方に控えていた羽生善治九段が登壇され、企画も交え、対談形式に。

以下、書き取れた範囲の中から抜粋すると・・

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加藤一二三九段に学ぶ、負けても希望を捨てない極意:『負けて強くなる 通算1100敗から学んだ直感精読の心得』読了

先ごろ惜しまれながら引退した加藤一二三九段が、将棋界で前人未到の1,100敗を記録し、(出版時点)棋士生活60周年を迎えるに当たり、「負け」に焦点を当て上梓された

『負けて強くなる 通算1100敗から学んだ直感精読の心得』を読了。

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7月末に参加したトーク&サイン会↑に参加すべく対象書籍のうちの1冊に選ばれていて手にした一冊。

負けて強くなった極意

本のはじめ「まえがき」で、

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将棋界のレジェンド加藤一二三九段を間近にして勝負師としての自負と矜持を感じてきた:加藤一二三九段トーク&サイン会 参加記

彗星の如く現れた藤井総太四段の登場で、ブームが訪れた将棋界。

会場は三省堂書店池袋本店

並み居る棋士の中で、一際独特の存在感を放つ加藤一二三九段のトーク&サイン会に参加。

将棋と私と加藤一二三九段

私自身は小学生中高学年で、一時(学校内の)囲碁将棋クラブに所属するなどマイブームな時期はありましたが、

特段の才覚のないことを早々に自覚し(苦笑)以降、自然と距離が置かれることに。

その時から将棋界に加藤一二三という有名な棋士がいるということは承知しており、遥かなる時空の経過を経て、訪れた今回の機会。

整理券入手の会計時に、開場前に、相応に感じられる人の熱気で、将棋ブームの一端を感じた思いでしたが、

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