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百田尚樹さんが描く、江戸後期に囲碁界で繰り広げられた「名人」を懸けた棋士たちの死闘:『幻庵 上』読了

本の帯に

“『永遠の0』で作家デビューして10年、ずっとこの小説を書きたかった。”

という一文が踊る百田尚樹さんの最新作『幻庵  上』を読了。

囲碁を題材にした小説で、私にとっての囲碁は幼少の頃の祖父とのコミュニケーションツールで初心者ながら

1月に参加したサイン会↓の対象書籍という縁で購入した一冊。

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折り返し地点ながら408ページに及ぶボリュームで、筋を追い切れていないところはありますが、

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