コラムニスト泉麻人さんの『銀ぶら百年』を読了。
サイン本販売情報に反応し
手元に引き寄せていた一冊。
本書は、
” 「特別な目的なしに、銀座という街の雰囲気を享楽するために散歩することを『銀ぶら』というようになったのは、大正4、5年ころからで、虎の門の『虎狩り』などと一緒に、都会生活に対して、特別警抜な才能をもっている慶応義塾の学生たちから生まれてきた言葉だ」
・・中略・・ とりあえずこの安藤説を信じるとすれば、大正4、5年は1915〜6年であり、ちょうど百年ってことになる(連載スタートは2015年)。”(p8)
との背景から「GINZA OFFICIAL」などウェブ媒体等の連載がまとめられた著書で、
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泉麻人さんの『大東京23区散歩』を読了。中間記アップロード後に、
読み進めたのは
杉並区【その一】【その二】
練馬区【その一】【その二】
板橋区【その一】【その二】
豊島区【その一】【その二】
北区【その一】【その二】
荒川区【その一】【その二】
足立区【その一】【その二】
葛飾区【その一】【その二】
江戸川区【その一】【その二】
馴染み多い杉並区から徐々に離れていき、荒川区以降は東京都民ながら殆ど土地勘ない状態。
知られざる一面に、情景浮かぶ一文に・・
色んなこと、例えば
続きを読む 泉麻人さんが誘(いざな)う東京23区の只ならぬ奥深い魅力:『大東京23区散歩』読了 →
先日、読み始め記⬇︎をアップロードした
泉麻人さんの『大東京23区散歩』をその後、
墨田区【その二】
江東区【その一】【その二】
品川区【その一】【その二】
目黒区【その一】【その二】
大田区【その一】【その二】
世田谷区【その一】【その二】【その三】
渋谷区【その一】【その二】
中野区【その一】【その二】
と読み進め、全668ページあるうちの421ページまで到達。
馴染みの地、商店街紀行を楽しむ
読んだところでは個人的に本書のハイライトと思っていた
続きを読む 泉麻人さんが誘(いざな)う東京23区の只ならぬ奥深い魅力:『大東京23区散歩』中間記 →
コラムニスト泉麻人さんの『大東京23区散歩』を読み始めて
泉 麻人/村松 昭 講談社 2016年06月15日
全668ページ(含.基礎知識問題解答等)あるうちの207ページ(墨田区【その一】)まで読み終えたのでそこまでのおさらい。
まずは、東京の真ん中から東側
東京の全23区の散歩録が収録されているのは「凄えな」と思いつつ
一方で650ページ超のボリュームで、本三冊分といった ^〜^;
これまで読んだところは
千代田区【その一】【その二】
中央区【その一】【その二】【その三】
港区【その一】【その二】【その三】
新宿区【その一】【その二】
文京区【その一】【その二】
台東区【その一】【その二】
墨田区【その一】
といった23区の中心から東側といったところ。台東区、墨田区になると往訪歴一段下がりますが、
自分の馴染みのエリアの記述になると・・
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泉麻人さんの新刊『東京23区外さんぽ」を読了。
Twitterで、泉麻人さんご本人のつぶやきを見て、
刊行記念イベントの開催は確認出来なかったものの、サイン本の発売を知り👇
早々に動いて入手していたもの。
都内西側に覚えるワクワク感
「はじめに」で、
” 東京23区の西部地域で生まれ育ってきた筆者にとって、多摩の方面は幼い頃から親しみがあります。
地元の落合や中野あたりは昭和の初め頃まで豊多摩郡などと呼ばれていたテリトリーの一部であるし、
西武、小田急、京王線といった郊外電車に乗って出掛ける楽しい遊園地や昆虫採集地が存在するパラダイスでもありました。
都心方面を昔のレコードのA面とすれば、こちらはちょっとマニア好みのB面の魅力、といってもいいかもしれません。
・・中略・・
取材当日は、遠足の日の小学2年生のように心がウキウキと昂ぶったものでした。”(p3)
とあり、
日ごろ、目的地の大半が、新宿、東京方面と東側へ移動している私自身にとっても、
都内西側に向かう時は、ちょっとしたワクワク感を抱く感覚に共感。
知られざる魅力の片鱗
本編に入ると・・
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泉麻人さんの『大東京のらりくらりバス遊覧』を読了.-
刊行記念トーク&サイン会に出られず・・
といった本書に絡んだ経緯は、↑泉麻人さん登壇の「熱く、元気なあの時代 1980年代展」トークショー参加記に記した通り。
読んだ日は、まとまった移動時間が取れたこともあり、一気に最後まで。
” 「路線バスの旅」なんていうのが近頃はテレビ番組の定例企画になってしまいましたが、僕は5歳児の時分から「バス乗り」を趣味にしてきました。”
という泉麻人さんが、東京新聞のウェブ(ほっとWeb・東京深聞)に連載されているものの中から24篇が収録。
自分が、読んだ本の中で『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』と近く、
続きを読む 泉麻人さんが誘(いざな)う東京都内&近郊 日帰りバス旅行の旅:『大東京のらりくらりバス遊覧』読了 →
先月(2017年11月)、刊行記念トークショーに参加した
対象書籍の『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』を読了。
いち・にの・さんぽ会 講談社 2017-11-02
” 高野 二〇一三年に高田センセーからもらった年賀状に「今年は歩くよ!」って書いてあって・・・。
・・中略・・
高田 あれは、二〇一二年の四月にオレが倒れて心肺停止になって、その後、ずっと病院にいたでしょ。体が動かないから看護師さんに車イスを押してもらってさ、屋上から外を眺めたりしてたの。
日大病院だったんだけど、ちょうど交差点が見下ろせるんだよ。駿河台にあるから向こうに明治大学があって、学生さんかな?
若い人がね、信号が赤に変わりそうな交差点を、パッと走って向かいのパスタ屋さんに駆け込んだの。
それを見ていてさ、『オレ、あの人になりたいな』って。『もう一度、信号を走って渡って、パスタ屋さんに駆け込んでみたいな』って本気で思ったんだよ。
渡辺 それが、年賀状の「今年は歩くよ!なんですか」
高田 そう。「歩くよ」ってのは、「一緒に」っていう意味だから。”(p111)
高田とは高田文夫さんで、高野(ひろし)さんも、渡辺(誠)さんも、同じ「いち・にの・さんぽ会」のメンバーで
続きを読む 高田文夫さん、松村邦洋さん、いち・にの・さんぽ会メンバーが歩いて書き留めた東京右側=下町の粋な世界:『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』読了 →
今週は、高田文夫さん、松村邦洋さん等が名を連ねる「いち・にの・さんぽ会」登壇の
『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』刊行記念トークショーに参加。
高田文夫さんのトークショーは6月以来で、今回は松村邦洋さんの登壇もあり、楽しみに迎えた当日。
会場の八重洲ブックセンターは立ち見が出るほどの大入りで、熱気に包まれて定刻を迎え開演・・
続きを読む 高田文夫さん、松村邦洋さん等が語った東京下町さんぽの魅力:『高田文夫と松村邦洋の東京右側「笑芸」さんぽ』刊行記念トークショー参加記 →
「冒険」に出たものだけが、大きな果実を手にすることができる