「板倉雄一郎」カテゴリーアーカイブ

藤原和博さんに学んだ、正解がない時代に生きるものの心得:『本を読む人だけが手にするもの』刊行記念講演会参加記

教育改革実業家  藤原和博さんの『本を読む人だけが手にするもの』の刊行記念講演会に参加。

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開演前の様子。教育関係者?年齢層は高め。

藤原さんと言えば、昨年9月から今年3月まで経営コンサルタントの神田昌典さんが世話役を務められたビジネスプロトタイピング講座の初回講義に登壇され、

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<< 2014年9月11日投稿:画像は記事にリンク >> 藤原和博さんが教えてくれた「それぞれ一人一人」の時代の「稼ぎ方」:神田昌典ビジネスプロトタイピング講座 その壱

その時のインパクトの余韻と、当日まっすぐ家に帰るテンションになかった事から、空きに乗じて急遽参加を決めた次第。

講演内容は、1時間強という時間の関係から昨年の圧縮版といった感じで、約1年ぶりで藤原さんの熱と時代を捉えた指摘を復習出来る格好の機会となりました。

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板倉雄一郎さんに学ぶ、お金ではなく身につけるべき2つのこと:『おりこうさん おばかさんのお金の使い方』読了

板倉雄一郎さんの著書『おりこうさん  おばかさんのお金の使い方』を読了.-

先日、読了記をアップロードした『社長失格の幸福論』と共に、

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<< 2015年10月10日投稿:画像は記事にリンク >> 板倉雄一郎さんに学ぶ、全てを失った後に見出した「生きる」ことの本質:『社長失格の幸福論』読了

9月下旬に受講した「サバイバル投資セミナー」の際に

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<< 2015年9月26日投稿:画像は記事にリンク >> 板倉雄一郎さんに学んだウォーレン・バフェットの投資手法の真髄:「板倉雄一郎&近藤駿介サバイバル投資セミナー」参加記

登壇者である板倉さんに持参してサインを貰うために持参した一冊。この事を契機にもう一度、読み直してみようと。

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板倉雄一郎さんに学ぶ、全てを失った後に見出した「生きる」ことの本質:『社長失格の幸福論』読了

板倉雄一郎さんの著書『社長失格の幸福論』を読了。

板倉さんの紹介がある時に、名前の前に(著書の中での)代表作といえる『社長失格』が来ることが多いものと思いますが、

本書を手に取ったのは先日開催された板倉さんが登壇される「サバイバル投資セミナー」に参加する事にして

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<< 2015年9月26日投稿:画像は記事にリンク >> 板倉雄一郎さんに学んだウォーレン・バフェットの投資手法の真髄:「板倉雄一郎&近藤駿介サバイバル投資セミナー」参加記

それなら「家にある『社長失格』にサインしてもらおう」と、読了本が積まれたゾーン内をガサガサと探すも

探せど探せと見つからず・・、結果として出てきたのが

本書ともう一冊。当日予定通り、セミナー終了後に板倉さんに本書を差し出した際、

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著書に頂いたサイン.-

「(ご自身の著書の中で)一番好きな本だ」と言われ、「どんな内容だったかな・・」と、再び本の中を開いてみる事に。

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板倉雄一郎さんに学んだウォーレン・バフェットの投資手法の真髄:「板倉雄一郎&近藤駿介サバイバル投資セミナー」参加記

Facebookの告知で知って「未踏の分野につき理解出来るかなぁ」と気になることしばし、

開催前日に意を決して申し込んだ「板倉雄一郎&近藤駿介サバイバル投資セミナー 〜株価に翻弄されない投資手法〜」に参加。

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会場はホテルニューオータニ内の・・
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ガーデンコート1Fにある紀尾井フォーラム

「理解出来るかなぁ」の心情の背景には、株式投資の素人であること、また、板倉さんが運営されている会員制組織への入会が審査制とハードルが高い事。

但し、今回は

” 株式投資の「基本的な知識」さえ持っていれば、誰でも腹の底に落ちる理解が得られる内容をお伝えします。”

という一文が告知文に掲げられており、” 株式投資の「基本的な知識」” に対するリスクは自分が背負うとして

直前まで気になっている以上は「行かねば残るは後悔のみかな」といった心の移ろい(笑)。

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板倉雄一郎さんに学んだ起業に再起に人生と

先日、登録した覚えのないメールマガジンから、かつて『社長失格』を執筆された板倉雄一郎さんの講演会がある事を知り、参加。

(メルマガを)解除しなかった甲斐、でしょうかな・・。

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キーワードから呼び出される「昔」

講演中『社長失格』の刊行が1998年であったとの事で、15年程度が時間の流れとなり

本に書かれていた内容はすっかり忘れているものの、(本が)面白かった事は記憶されており、

それが唯一の拠りどころであったものの、終わってみて、その直感は正しかったと実感。また、板倉さんの気さくな人柄も大変印象的でした。

板倉さんが体感された、上手く行っていない時の禁じ手

下記、講演の告知で用いられた資料の一つで、

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この凸凹が講演を興味深くしているわけですが・・ 板倉さんが、それをユーモアを交えて話されるため

予定時間の1時間を30分オーバーする講演時間が「あっ」という間に。

その中で、板倉さんが得られた人生感は・・

上手く行っている時には果敢に攻め、動くべきであるものの、逆に不調を感じる時は無理に動こうとせず、そのタイミングでは自分自身を顧みたり、安定を図る事が賢明であるとの事。

失敗を糧にしたV字ターン

講演は、かのビル・ゲイツも事業買収に興味を示した板倉さんが創業された企業の破綻劇に

その模様を描いた『社長失格』が導いた再起の足がかりに。

想定を超えて売れまくった得られた印税から続々と舞い込む断り切れないくらいの講演依頼。

そこで得られた資金をもとに株式投資で資本を膨らませ、平行して投資を研究。そこで得られた学びをセミナーという形で伝授し、板倉メソッド?でかなりの成功者を輩出したとの事。

車欲しさからの起業

起業を志されたのは、TOYOTAのソアラ欲しさにゲームソフト会社を立ち上げられ、

同僚の方と開発したソフトを売り込み行った先で、いきなり目的を達成。

聞けば小学生時代からお金を稼いでおられたそうで、当初は1回5、6千円といった規模から、それが高校生の頃には15万規模に拡大するなど、

天性というのか、ビジネス、お金を稼ぐという事に関しての嗅覚とスキルを強く感じました。

この事はセミナー後、行なわれた名刺交換会で、板倉さんが向かい合った方々の事業内容を聞いて

次々とコメント(当たるよ、こうやってみたら etc)や見解を示され、その切り替えの早さでも卓越した感じが有り有りと。

また、学びを得ようとして本屋で書物を手に取る人は多いであろうが、各自それぞれが持っている経験(過去)が、その人の最大の強みになるとの指摘もありました。

起業に懲りて、新たな事業形態で再々起

現在の板倉さんは従業員を雇う事無く(給与の支払い無し)、パートナーという形で10数名の方と事業(会社2.0)を展開されているとの事。

この形態のメリットとして、板倉さんの分析では通常の雇用形態を締結している会社の場合、事業に取り組んでいる人(会社員)が心底上手くいくと思っていないため

本来、上手くはずの事業であっても、そうなっていない場合が大半と推測され、

会社2.0(成功報酬型)で繋がっているパートナー制度であれば、事業に取り組む真剣度が違うため、得られる結果に大きな差が生まれると分析。

実際、勤務されている方々のモチベーションも高い水準で、ベンチャーキャピタルからの出資依頼も引きも切らない状況とか。

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転んでも、すぐに起き上がる見事さ

機会を見つけて、講演会、交流会といった類い足を運ぶ事が多いですが、南原竜樹社長@マネーの虎と同じく板倉さんに共通するのは

一旦、地に落ちても再起を遂げる逞しさ。キャリアを閉ざしかねない事も、一つの経験として乗り越えるその姿に、自分が惹かれている事を強く実感した今回の場でありました。

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長倉顕太さんの「変わりたい人」へ向けたメッセージが強烈過ぎた

相変わらず、動画(限りなくYouTube)にハマっていますが(笑)「平成進化論」(メールマガジン)のリンク、所定フォームを辿って行けば・・

無料動画があって、その一つが「うわっー!」って具合。人は如何にして変われるか(変われないか)を、これほど端的に説明している映像ってあったかなと。
動画の引用元 >> ハイバリューコンサルタント養成プログラム

 

爽快なばかりの一刀両断

青山龍さんと長倉顕太さんの対談。不勉強で、お二方とも今日になって初めて知った次第ですが、

ナビゲート役の青山さんの問いに回答される長倉さんの回答が簡潔明瞭、変われぬ人を一刀両断してくれます。

私=斬られた人  ーー;

 

悩みの大半は、大したものじゃない

自己変革出来ない人は、頭で悩んでいたり、暇であったりする場合に生じ、その多くは

“大した悩みではない可能性が高い”

暇とは、何も考えなくても生きて行ける日常で、脳の余分なキャパシティが無意味な悩み、不安を作り出していっていると指摘。

 

長倉さんは「環境=人間関係」と定義され・・

  1. 例えば水の中に居て苦しければ陸に上がれば良いだけ。その環境に居るから苦しいだけで、解決を図るには違う所に行けばいいし、違う事をやれば良いだけ。働かない事も選択肢。
  2. 問題を抱えている時、身の回りの友人等に相談するのは、そもそもその環境(人間関係)に原因があるので、解決策には成り得ない。

上記2点から、世の中には視野の狭い人が多く、視野を広げる事で「外に飛び出す事」で、解決(策)を図れるようになる。

 

安定か、変革を求めるか のトレードオフ

また、今、当事者意識のない人、反応のない人が多く、それらの人に対しては、感性を開かせるべく衝撃を与える必要性があるとして、長倉さん流の方法論は

“安定収入を断たせる事だ”

と。人間、安定しているから何も考えなくなる。方や独立していると、何かしていないと実入りが入ってこないし、色々考えようになるし、普段から感覚を研ぎ澄まさざるを得なくなる。

多くの人は目の前にチャンスが来ているにもかかわらず、感覚が研ぎ澄まされていない事から、チャンスが訪れている事すら気付けない。

「一度、手に入れた事の一切を手放す事無く、変わる事を求める難しさは」ファーストリテイリングの柳井会長に、経営コンサルタントの神田昌典も仰ってますね。

神田さん流の物言いだと、「手放す(手放せ)」と。

 

工藤公康のプロフェッショナル論

この点は、以前、私がスポーツニュースの企画で当時、横浜ベイスターズに入団した工藤公康投手と、後にハマのストッパーとなる山口俊投手に・・

プロ野球選手として頭角を現すためには、何より「日本一の練習量」だと説くのと同時に、自分で考える事の必要性について言及し、

今まで野生に出て狩りをしていた動物が、一度、人間から餌を与えられるようになると、狩りが出来なくなる事の危うさをマインドセットの重要性として例示されている事を思い出しました。

 

誰かを勝たせ(続け)る事で、自分が這い上がる

動画の後半で、長倉さんは自己変革出来る人の条件として、「食らいついてくる人」と回答され、具体的には100人居たらその中で名前を覚えてしまう人。

逆に、自己変革出来ない人は「どこかで引いていて、当事者意識がない」と回答。

「自分を変えたいと思っている人が、何をすべきか」の問いに・・

“まず、誰かを勝たせろ。コミュニティなり、周囲の人に貢献出来るか?、貢献し続けられるか?これが出来れば、人に引っ張り上げて貰える事になる。”

長倉さんの定義される良い人生は、「人の役に立てていると実感を得られる事」

自分が如何に人の役に立てている事を実感出来るか?日本は豊か過ぎて、実感を得づらい。

人は究極的に人の役に立っている実感を得たいだけ。

そこに損得勘定を持ち込んでくる人、Give & Take の精神を持っている人は絶対に上手くいかない。

本来、人の役に立てているだけで十分楽しいはず。損得勘定ではなく、Give, Give, Give の姿勢に徹する。

 

解は、当事者意識を持って行動し続ける事

 

人生を変えたければ・・

  • ぶっ飛んだゴールを設定する。
  • 何をやるにしても新しい要素を採り入れていく。(=同じ事を繰り返さない)
  • 安定もバランスも要らない。

鍵は「当事者意識」の問題。他者意識を身につければ、人生もビジネスも絶対に上手くいく。

動く事(新しい経験、新しい感覚を得る)でしか、エネルギーは湧かない。

上記↑  岡本太郎語録で・・ 人間、選択する状況に差し掛かった時、「危ない」と思った方を選び続けろ、というのがあったように思いますが、その感覚に近いですかね。

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本質はきっと端的なんだろう、と感じた動画

と、約25分の対談でしたが、長倉さんの言葉がストレートでズバズバと刺さってきて

昔、経営の失敗談を「社長失格」の著者の板倉雄一郎さんが赤裸々に語られて、そこに凄いリアリティを感じた事を覚えていますが

このくらい直線的であれば、人は変わっていくんでしょうね。言葉の持つ重みを感じたと同時に、

見事なまでに斬られ爽快ですらあった、25分でした。